愛媛県内の警察署巡査が最長で約2年間、被害届を含む公的書類を警察署や自宅に作成途中のまま放置していたことがわかった。 県警は巡査を所属長訓戒処分とした。巡査は県警監察官室に対し、「うっかり忘れていた」と話しているという。 同監察官室によると、処分は7月19日付。巡査は2009年3月~今年3月、被害届や日誌といった捜査書類、内部文書など作成途中の書類20点、数十枚を自宅に持ち帰ったり、勤務先の警察署に置いたままにしたりしていたという。 被害届を出した関係者からの問い合わせで発覚。監察官室は「公表の対象となる事案ではない」と報道発表せず、放置された被害届の件数や内容、巡査の名前、所属、性別なども一切明らかにしないとしている。