大雨などの際、災害が発生する危険性に応じて、住民や防災担当者がとるべき行動を5段階に分ける情報の案を気象庁がまとめ、今後、専門家などの検討会で議論していくことになりました。 気象庁は気象に関して発表している防災情報が分かりにくいという指摘があることから、防災情報の専門家や自治体の防災担当者などによる検討会を設けて、改善策を議論しています。 気象庁は22日、大雨による災害が発生する危険性に応じて、住民や防災担当者がとるべき行動を5段階に分けた情報の案を検討会で示しました。 それによりますと、まず、大雨の警戒度レベル1では住民も防災担当者も今後の情報に注意する心構えをする、レベル2では側溝などがあふれるような雨の降り方になるため、避難する際に支援が必要な人は避難の準備などの対応をとるべきだとしています。 レベル3では低い土地で浸水が始まるような雨の降り方になるため、住民は避難を判断し、自治体は