トップアニメ ダ・ヴィンチレビューさあ、After the Rainの「エピソード1」へ――After the Rain『イザナワレトラベラー』レビュー 2年5ヶ月ぶりのAfter the Rainのアルバム。楽しみに待っていた人も多いだろう。その2年5ヶ月という「時間」が、はたして長かったのか短かったのか。それは受け取る人によっても違うだろうし、After the Rainのふたり、そらるとまふまふにとっても、簡単に答えられる問いではないかもしれない。だがひとつだけいえることは、それだけの時間がこの『イザナワレトラベラー』というアルバムが産み落とされるには必要だったし、それだけ濃密な時間を彼らは過ごしてきたということだ。 After the Rainとして始動してからの最初のアルバム『クロクレストストーリー』のあと、そらるとまふまふのふたりは、一方でそれぞれに精力的にソロ活動をしながら、
そらるとまふまふが初めて出逢ったのは2011〜2012年頃だったという。その頃彼らはすでに動画投稿サイトでの活動を行っていて、そらるはすでに人気歌い手としてのポジションを確立、2012年にソロアーティストとして1stアルバム『そらあい』を発表している。同時期にまふまふも自主制作のCD『夢色シグナル』をリリース。作詞作曲に加え編曲、演奏、楽曲編集までを手がけるマルチクリエイターとして独自の存在感を発揮しはじめていた。 そんな彼らが、2014年4月、ついにそらる×まふまふ名義での初のCD『アフターレインクエスト』がリリースされた。ふたりだけで楽曲制作を行ったこのアルバムは人気クリエイター同士のコラボレーションということで大きな話題となり、これが現在のAfter the Rainにつながる歴史のはじまりとなった。その後もCDの制作だけではなく、動画投稿やふたりでの生放送(「そらるとまふまふのひき
「結婚=幸せ」「離婚=不幸せ」という単純な図式にはあてはまらないのが夫婦問題。憧れの結婚をしてもブルーな毎日を送る人もいれば、悩んだ末に離婚をして次の幸せに向かえる人もいます。私、岡野あつこが実際に目撃した「男女の不思議な物語」をお届けします。 「夫の本性を結婚前に見抜けなかった」~J子さんのケース 浮気がバレると逆切れ、暴力は日々エスカレートして… 28歳の時に「授かり婚」をして、現在6歳と4歳の子育て中のJ子さん。5歳年上の夫のHさんとは婚活パーティで知り合いました。J子さんいわく、「お互いに『いいな』と思う相手とはカップル成立とはならなかったものの、帰り道でHに声をかけられたことから付き合うことになりました」。 30歳を過ぎても貯金がゼロだったHさんのことを思いやり、「結婚式と披露宴はやらなくてもいいよ」と提案したというJ子さん。すると、「何、言ってんだ! ちゃんと披露宴をやって、職
2018年9月12日(水)発売の女性グラビア週刊誌『anan』に、内田理央が登場。セクシーショットを披露し、「これは素晴らしいな…」「どエロすぎるでしょwww」と大反響が巻き起こった。 年に一度の恒例企画となっている同誌の美乳企画。美乳を作るマッサージやコスメ、ナイトケア、ファッション、ブラの着こなしなどが紹介される。 今回の特集テーマは“ハンサムな胸”。「バストに自信がなく、表紙モデルに選ばれるなんて」と謙遜する内田だが、表紙ではジャケットを羽織りながらグラマラスな胸を見せつけた。さらにセクシーな表情を受かべながら豊満な胸を右手で寄せ上げ、挑発するかのように左手でジーンズをずり下げている。この表紙に読者からは、「羽織ってるだけとかフェチズムが駆り立てられる!」「セクシーすぎて女性の私でもムラっとくるな」「表紙からこんな色気満載でいいの?」「店頭に飾られたら思わず手に取っちゃうよ」「エロす
『消滅世界(河出文庫)』(村田沙耶香/河出書房新社) 女性は子どもを産んで当たり前、大人は子育てをして一人前という時代は終わりを告げつつある。しかし、「LGBTは生産性がない」という杉田水脈衆議院議員の発言、東京医科大学の女性差別入試問題、2014年に新語・流行語TOP10に入って以来ニュースが絶えないマタハラなど、依然としてジェンダー認識の相克は絶えない。この度文庫化された『消滅世界(河出文庫)』(村田沙耶香/河出書房新社)は近未来的設定ながらもある程度現実味を残したストーリーで、読者一人ひとりの「常識」を揺さぶる。 物語の舞台は、人工授精で子どもを産むことが当たり前になった世界。夫婦間の性行為は「近親相姦」としてタブーとなっている。夫に「近親相姦」されそうになり離婚した坂口雨音は、両親の性行為によって生まれた自分の体が呪いにかかっているように感じていた…。 本書を紹介すると際立つのは上
今から37年前、日本に空前のサッカーブームを巻き起こし、誰よりも早く「ワールドカップで優勝する」という大きな夢を掲げた『キャプテン翼』の連載が始まった。週刊少年ジャンプ1981年18号の巻頭カラーを飾る華々しいキックオフ。 だが、弱冠20歳の青年マンガ家・高橋陽一の握るペンが、日本サッカーの未来を切り拓き、やがて世界中の子供たちをとりこにし、ミラクルシュートに憧れて育った「翼チルドレン」たちが実際のワールドカップで戦う日が来ようとは、誰が想像できただろう。 時は流れ、『キャプテン翼』はシリーズ通巻100巻(2018年7月時点で103巻)を達成し、全世界での累計発行部数8000万部以上、4度目となるテレビアニメシリーズも絶好調――いまや世界的人気マンガ家となった高橋先生が、満を持して書き下ろしたのが、自身初となる自伝『キャプテン翼のつくり方』(repicbook)だ。 マンガという夢を抱いた
2018年9月10日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』41号に、特別読み切り『BE MADE』が登場。読者からは、「作画が特徴的でキャラクターが際立って新人とは思えない…」「連載したら大ヒットすると思う!」と大反響が巻き起こった。 同作は第95回手塚賞で準入選を果たした作品。自由奔放だが民衆想いの王女・イズと、やる気のないイズの護衛・リンゴを中心に物語は展開していく。サモン王国の民衆は人食い虫の脅威に怯えていた。イズはリンゴと共に民衆を守るため、王国を覆うほどの巨大な壁をつくることに。イズの熱意に胸を打たれた民衆は、だんだんとイズに惹かれていき―。 「キャラが面白くて良かった!」という声があるように、個性的なキャラが話題の同作。冒頭には「殺す」と言いながら、独特なポーズをとる破天荒なイズが描かれる。しかし、クライマックスのシーンでは真剣な表情で民衆を鼓舞する姿も描かれ、抜群のギャップを発揮。
2018年9月6日(木)放送のアニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第72話「ミツキの意志」で、ミツキのことを大切に想うボルトとサラダが話題に。「2人ともほんとにいい子!」と感動の声が上がっている。 ある日、里の出入り口を警備していた忍者が何者かに襲われる事件が発生。事件の影響で、翌日に予定されていたボルトたちの任務が中止になってしまった。任務がなくなった事実を知らないミツキに、教えてあげようと自宅を訪問するボルトとサラダ。しかしミツキは見つからず、心配になった2人は捜索することに。 ところがミツキを探している途中で、里の上忍たちが火影のもとに呼び出されたという情報を手に入れた2人。火影たちの会話を盗み聞きしに行くと、襲撃の事件現場に“ミツキの額当てが落ちていた”と聞こえてくる。さらにミツキが“大蛇丸”の息子という事実と、襲撃犯と共に里を抜けた真実
『もう孫育てで悩まない! 祖父母&親世代の常識ってこんなにちがう? 祖父母手帳』(森戸やすみ:監修/日本文芸社) お孫さんが生まれるとなるとついつい子育てならぬ「孫育て」に奮闘してしまうはず。共働きが増えているパパ・ママの世代にとってはとてもありがたいことです。 とはいっても、これからおじいちゃん・おばあちゃんになる人たちの世代の子育てといまの子育てとは大きく違う部分もあります。昔の子育てではよしとされていたことであってもいまは厳禁なんてことも往々にしてあるのです。 そこで本稿では、おじいちゃん・おばあちゃんが「孫育て」をする際に間違ったやり方をしないためのハンドブック『もう孫育てで悩まない! 祖父母&親世代の常識ってこんなにちがう? 祖父母手帳』(森戸やすみ:監修/日本文芸社)を紹介したいと思います。 ■赤ちゃんにチューは厳禁——虫歯菌やピロリ菌が赤ちゃんに! 昔は赤ちゃんをかわいがって
『ナースコール! 戦う蓮田市リハビリ病院の涙と夜明け』(川上途行/ポプラ社) リハビリ病院を舞台にした『ナースコール! 戦う蓮田市リハビリ病院の涙と夜明け』(川上途行/ポプラ社)の最新刊が、いよいよ発売された。 現役医師が描く、ちょっとマイナーな「リハビリ」をテーマにした本作。 前作のレビュー(//ddnavi.com/news/391055/a/)の時、「リハビリに興味がない人は、あんまり楽しく読めないんじゃないかと思ったけど、全然そんなことなかった!」といったような感想を書いたのだが、今回はより「全然そんなことなかった」。前作よりもバージョンアップして「面白かった」のだ。 医療人に限らず、誰しも、「仕事の壁」にぶち当たる時がある。 その壁に悩み、もがきながらも、前に進む本作の登場人物たちの姿は、業界や職種を問わず、多くの読者を感動させるのではないだろうか。 主人公の玲子(れいこ)は、蓮
『リアルフェイス』(知念実希人/実業之日本社) 顔や体を変えることに何の問題があるのだろう。美容整形は、人の見た目を美しく変えるだけのものではない。美容整形は、患者の心を救うものであり、患者に新しい生活を与えるもの。メスによって患者の明るい未来を切り開くものだ。何かと批判されがちな美容整形の現場を描いたミステリー作品がある。それは、知念実希人氏の『リアルフェイス』(実業之日本社)。天才美容外科医の周囲で巻き起こる事件を描き出した医療ミステリーだ。金さえ積めばどんな手術でも引き受ける天才外科医と、そんな彼の姿に疑問を覚える麻酔科医。個性的な患者たちと、不可解な事件。物語がどう展開するのかは予測不能。一気読み必至の新感覚ミステリーがここにある。 主人公は、麻酔科医・朝霧明日香。彼女は、恩師の紹介で、天才美容外科医・柊貴之のクリニックで働くことになる。彼のもとを訪れる患者は一風変わった人間ばかり
旬の食材を調理して保存びんに入れておけば、毎日の献立やお弁当に大活躍。一度作ってしまえば長期保存も可能で、時短調理にも役立ちます。そんな1年中大活躍すること間違いなしなレシピ本『365日の保存びんレシピ202』(主婦の友社)が発売されました。空きびんを活用し、安くておいしい旬の食材で作るレシピがなんと202種類も掲載されています。 春夏秋冬、季節のおいしさを保存びんに詰め込んで ひとつの食材でバリエ豊富なレシピがあります。安くて新鮮な旬の食材を使ったレシピは家計にも大助かり! すべてのレシピに「でき上がりの量」「保存方法」「保存期間」「食べごろ&飲みごろ」が明記されているのもありがたい。 【春の食材】デザートからお酒まで楽しめる「梅」を使ったレシピ
ノートに自分の感情をつづり、本当の願いを見極める「設定変更」のメソッドで、月収10万円から数年で年商3億円にまで拡大した藤本さきこさん。 インタビュー前編では、「設定変更」メソッドが生まれたきっかけや、幼少期のエピソードなど、藤本さん自身の話を伺った。 後編では、新たに出版された著作『お金の神様に可愛がられる「人づき合いの」魔法』について聞いていく。シリーズ3作目にして「人づき合い」をテーマに据えた本書。その執筆のきっかけとなったのは、意外なことに、藤本さん自身が人づき合いに苦手意識を感じていたことなんだとか。 ──3冊目の著書『お金の神様に可愛がられる「人づき合いの」魔法』ですが、人間関係をテーマに取り上げようと思ったのはどうしてですか? 私、子どものころから、自分は人づき合いが苦手だと思ってたんです。でも、ノートに自分の感情を書くようになってから、意外とそんなことないのかもって気づいて
「今よりもっと稼ぎたい」 「自分を成長させたい」 「世の中の仕組みを知りたい」 私たちは、さまざまな目的をもってビジネス書を読んでいる。中には、人よりも多くの時間とお金をかけ、月に10冊、20冊と読んでいる熱心な読書家もいるだろう。だが、その読書体験は本当にあなたの人生を変えているだろうか。むずかしそうな本を“読むだけ”で満足していないだろうか。本書『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑/サンクチュアリ出版)の著者は、「圧倒的に結果を出し続けている人は決まって、インプットよりもアウトプットを重視している」と断言する。いくら成功者や専門家の本を読み、学びを得たとしても、それを“使う”ことができなければ、あなたの人生は変わらないのだ。 ■“インプット”と“アウトプット”の定義 ビジネス書をよく読んでいる方には説明不要かもしれないが、具体的な話に入る前に、著者のいう“インプット”と“ア
『経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる』(蔭山克秀/KADOKAWA) 『国富論』(アダム・スミス)、『資本論』(マルクス)などの古典名著から、『クルーグマン教授の経済入門』(クルーグマン)、『21世紀の資本』(ピケティ)といった現代のベストセラーまで、ビジネスエリート必須の教養を、まるごとつかめる『経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる』が好評発売中です。一度は読んでみたい名著の内容が、とてもわかりやすい解説で、すぐに頭に入ります! 失業者を減らすカギとは? 失業問題を解決するためには、何が必要か? ケインズの答えは「有効需要を増やすこと」だ。 有効需要とは「実際の購買力に支えられた需要」のことだ。 有効需要は、ふつうの需要とは違う。ふつうの需要とは「あれが欲しい、これが欲しい」という「欲しがる気持ち」のことだ。たとえば日本でスマホを欲しがっている人が増えたら、「日本ではスマホの需要が
『中小企業は『懲戒処分』を使いこなしなさい』(安中繁、竹村淳/労働新聞社) 多くの人は「懲戒処分」という単語を耳にすれば、あまり良いイメージを抱かないだろう。他人や社会を害するような行為をしたり、職権を濫用したりした人が懲戒処分を受けたというニュースを耳にしてきた人も多いはずだ。しかし、本来の懲戒処分は企業体が成長するために欠かせないものでもある。 『中小企業は『懲戒処分』を使いこなしなさい』(安中繁、竹村淳/労働新聞社)では、懲戒処分をしっかり扱うことが、企業内のトラブルを回避したり問題を適切に解決したりする秘訣になるという。懲戒処分は、どんな企業でも行うことができるが、そのためには条件もある。大前提として、「懲戒処分に関する規定を周知してあること」が必要だ。つまり、あらかじめルールを定めておき、従業員がきちんと知っている状況でなければ懲戒はできない。「あらかじめ懲戒処分が必要になること
『こころきらきら枕草子 笑って恋して清少納言』(木村耕一/1万年堂出版) かつて古典を勉強したが、その内容はさっぱり覚えていないという方が多いのではないだろうか。そうだとしたら、古文で書かれた多くの名著を読む機会を失ってしまっているのでもったいない。 しかし、そんな「古典なんか読めない!」という方でも大丈夫。1万年堂出版が発行している「意訳で楽しむ古典シリーズ」は古語で書かれた数々の名著を現代語で意訳してあるからだ。本シリーズの最新作『こころきらきら枕草子 笑って恋して清少納言』(木村耕一/1万年堂出版)が2018年7月31日(火)に出版された。 およそ1000年前に書かれた世界最古の随筆といわれる『枕草子』は、その名を知っていてもきちんと読んだことのある人は少ないのではないだろうか。 『枕草子』の著者である清少納言は1000年前には珍しい、いわゆる「働く女性」だった。清少納言が、自身の働
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