2014年にスタートするサッカー・J3の準備が着々と進んでいる。参加するのは導入が検討されている若手選抜を念頭とした特別チームを含む12クラブで、最終的には12月の理事会で決まる予定だ。3部相当のリーグではあってもJリーグは日本サッカー界にインパクトを与えられると意気込んでおり、あの手この手の活性化策も打ち出そうとしている。(奥山次郎) 来季からのJ3入りの可能性があるのは、J2からの降格クラブのほか、日本フットボールリーグ(JFL)所属10クラブと地域リーグ所属3クラブ。J2からの降格クラブと特別チームを除くとJFL所属クラブが優先されるため、これまでにJ2、またはJ3ライセンス審査を通過したJFL所属クラブ10クラブがJ3以上に参入するのはほぼ確定した。残り1枠を地域リーグ所属の3クラブが争う構図となっている。 Jリーグの担当者は「地域リーグ所属クラブの中には経営面に不安を抱かせる