カツラシユウホウは、日本で生産・調教された競走馬。1957年の最優秀3歳牡馬。1958年の中央競馬クラシック三冠競走すべてに出走し、すべての競走で2着に入るという珍記録を作ったことでも知られる。 ※馬齢は、特記のない限り2000年以前に使用された旧表記(数え年)とする。 経歴[編集] 1957年9月29日に行われた中山競馬場の新馬戦でデビュー、同時に初勝利を挙げた。2着と1着を繰り返しながら朝日杯3歳ステークスに出走、重馬場での施行だったがこれに優勝した。これによって、啓衆賞最優秀3歳牡馬に選ばれた。 4歳シーズンはクラシック三冠路線の有力候補の筆頭として目され、年明けからオープン競走2戦を勝利した。しかし、皐月賞ではレコードタイム決着となった接戦の末にタイセイホープにクビ差敗れ、東京優駿(日本ダービー)ではダイゴホマレにハナ差で屈し、菊花賞でもコマヒカリに半馬身差をつけられて敗れた。同年