札幌市立中学校に勤務する男性教員の懲戒免職処分について説明する市教委の紺野宏子・教職員担当部長(右)=札幌市中央区で2021年1月28日午後6時16分、源馬のぞみ撮影 札幌市教育委員会は28日、20年以上前に教え子にわいせつ行為をしたとして市立中学に勤務する50代の男性教員を懲戒免職処分にした。わいせつ行為をされたと訴えているのは、同市出身で東京都に住む写真家の石田郁子さん(43)。市と教員に損害賠償を求めて提訴し、東京高裁判決が性的行為を認定していた。 市教委によると、教員は1993~94年、当時中学3年~高校2年だった石田さんにキスしたり、胸を触ったりするなどした。石田さんによると、わいせつ行為は97年(当時19歳)まで続いたという。 石田さんは2015年になって性被害に遭っていたと認識し、16年に市教委に事実調査と懲戒処分を要請した。しかし、市教委は当時、教員が否定したなどとして処分
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