イスラエル軍は12日、パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで、イスラム組織ハマスに拘束されていた人質2人を救出したと発表した。救出作戦を支援するため大規模な空爆も実施され、ロイター通信などによると、少なくとも74人のパレスチナ人が死亡した。軍はラファにハマスが潜伏しているとして、地上侵攻の準備も進めている。 軍によると、救出された人質は60歳と70歳の男性で、昨年10月7日にイスラエル南部の集落から拉致されていた。12日午前1時50分ごろ、特殊部隊がラファ中心部のアパートに突入し、上階でハマスの戦闘員に監禁されている2人を見つけたという。周辺の建物にも戦闘員がいたため、空爆により脱出を援護したとしている。
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