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ブックマーク / book.asahi.com (12)

  • 重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん|じんぶん堂

    記事:じんぶん堂企画室 「書泉グランデ」書店員・大内学さん 書籍情報はこちら 『中世への旅 騎士と城 』の魅力 の街・神保町に店を構える「書泉グランデ」は、1948年(昭和23年)創業の老舗書店。鉄道、アイドル、格闘技をはじめとした趣味人向けの専門性の高い書籍を網羅的に取り揃えている。 今回、重版されたのは『中世への旅 騎士と城 』(白水uブックス)(著者:ハインリヒ プレティヒャ、翻訳:平尾浩三)。中世ヨーロッパの騎士たちの日常生活などを、豊富なエピソードをまじえてわかりやすく解説している。日では1982年に翻訳刊行され、2010年に白水uブックスで復刊された。大内さんが同書に出会ったのは、中学生時代だったという。当時、初めて読んだ感想を次のように語る。 「ゲームライトノベルの多くが中世ヨーロッパの世界を下敷きにしていました。例えば、友達同士で会話しながら遊ぶボードゲーム・テーブル

    重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん|じんぶん堂
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    deep_one 2023/08/08
    古本が大変な値段になっているので一定数は絶対はけるって言われた奴だったか。/シリーズ含めて二万冊売れた???
  • 福井県立図書館「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」インタビュー レファレンスサービスは、なんでも聞いていいんです!|好書好日

    宮川陽子さん福井県立図書館 司書 1998年から福井県立図書館で司書として勤務。現在の担当分類は、建築や機械工学、家政学などを扱う「5類 技術」(日十進分類法)。読書バリアフリーサービスや寄贈図書の管理なども行なっている。同館の「覚え違いタイトル集」の発案者でもある。 福井県立図書館「覚え違いタイトル集」 レファレンスサービスの認知向上のために ――「覚え違いタイトル集」は、どういった経緯で生まれたのですか。 そもそもの始まりは大学時代の後輩が久世番子さんの漫画『暴れん坊屋さん』を勧めてくれたのがきっかけかもしれません。久世さんが書店でバイトをしていたときのことを描いた漫画で、お客さんが覚え違えているタイトルから「これですね」と正しいタイトルのを渡すシーンがあったんですよね。それを見て図書館のカウンターでも似たようなことがあるという話から、エクセル表で覚え違いの事例を集めていくことに

    福井県立図書館「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」インタビュー レファレンスサービスは、なんでも聞いていいんです!|好書好日
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    deep_one 2022/02/08
  • 「産業革命は黒人奴隷たちの血と汗の結晶である」 歴史学の常識を覆した研究者とは 川北稔さんが解説|じんぶん堂

    記事:筑摩書房 iStock.com/vivalapenler 書籍情報はこちら 「周辺」から世界の歴史を見る 植民地など、「周辺」とされる地域から世界の歴史をみようとする立場は、いわゆる世界システム論をはじめとして、いまではそれほど珍しくはない。そうした見方は、学問的にも市民権を得ているといえる。しかし、ほんの半世紀まえには、そうした立場は、まともな学問とはみられないものでもあった。先頭を切って、この困難な局面を切り開いたひとりが、書の著者エリック・ウィリアムズである。 トリニダード・トバゴの郵便局員の息子として生まれたウィリアムズは、秀才の誉れ高く、周りの期待を背負って、宗主国イギリスのオックスフォード大学に送りこまれた。古典学を専攻した彼は、抜群の成績で卒業したものの、当時のイギリスには─―というより、日をふくむ世界には─―、西洋文明の根源にかかわる古典学、つまりギリシア語やラテ

    「産業革命は黒人奴隷たちの血と汗の結晶である」 歴史学の常識を覆した研究者とは 川北稔さんが解説|じんぶん堂
    deep_one
    deep_one 2020/09/10
    イギリス産業革命は普通にイギリス人を殺していたが…/産業革命に至る道筋の問題か。資本家の発生という点において植民地と奴隷は当然出てくるな。
  • コラム別に読む : 京都ぎらい [著]井上章一 - 長山靖生 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■京都人の無粋さ 驚いた。こういうタイトルでも、中身は逆説的な京都礼賛だろうと思ったのに、当に悪口だ。著者自身、右京区花園生まれの嵯峨育ちだというのに。 近郊だからこそ過敏な格差意識があるのかもしれない。東京でも文京区と荒川区は、隣接しているのにイメージが違う。それにしても洛中の特権意識は、当にこんななのか。 生粋の京都人が文化的蓄積に自負心を抱くのはいい。でも、それがバレてしまう無粋さはいかがなものか。観光産業的にもまずいのではないか。 いけずと並んで、全国的に有名な「京都名物」は、坊主の茶屋遊びである。書にも、「祇園も先斗町も、わしらでもっている」と公言して憚らない坊主が登場する。その生態もさることながら、問題は彼らの遊興費が観光客の拝観料に由来している点だ。寺の儲け主義と非課税扱いの観光収入が花街を支えている。いいのか。 まあ、寺社はもちろん、芸子や舞妓も観光資源といえなくもな

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    deep_one 2015/11/04
  • 本の記事 : 閉塞感から突き進む「正義」 星野智幸さん「呪文」 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

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    deep_one 2015/11/04
    「現実の方が、すでにデフォルメされたような世界になってしまった。現実に小説がのみ込まれて、文学の力が発揮できない」
  • コラム別に読む : 本で床は抜けるのか 西牟田靖さん - 加来由子 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■増える蔵書と格闘する人々 3年前、仕事場に借りた木造アパートの4畳半に大量にを運び込んだ時、「床が抜けるのでは」と不安になった。それを機に、ノンフィクション作家の西牟田さんは、人はと居住空間とのバランスをどうとっているのか、取材を始めた。 井上ひさし氏のエッセーにはで床が抜けた一節がある。それを読み、先の西舘好子さんにどんな状況だったか聞きに行ったり、ニュースでも報じられた、とある東京のアパートでの床抜け騒動を調べたり。 印象的なのは、蔵書を電子化で減らした人たちの思いだ。評論家の武田徹さんは都心への転居を機に多くを電子化したが、後悔しているという。を日常的に目にしていれば記憶が刺激され、新たな検索もできるし、「出会う偶然」を味方にできたが、の存在感がなくなると難しいと語る。一方、作家の大野更紗さんは積極的に電子化を進め、1K約10畳の居室ですっきり暮らしている。 「大野さん

    コラム別に読む : 本で床は抜けるのか 西牟田靖さん - 加来由子 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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    deep_one 2015/04/27
  • http://book.asahi.com/ebook/master/2012072400049.html

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    deep_one 2012/11/12
    身近な天才的数学能力を持っている人達もたいてい変人だったし…まぁそんなもんかなと。全精力を問題に傾けてしまった結果だろう。
  • ウラジーミル・ソローキン「青い脂」書評 文学の未来映す“低俗”ギャグ|好書好日

    【Twitter文学賞(第3回)】2068年、東シベリアの遺伝子研究所。文学クローンから採取された物質「青脂」が、スターリンとヒトラーがヨーロッパを二分する1954年のモ… 青い脂 [著]ウラジーミル・ソローキン 昔の人は、小説のヤワなエッチ描写ごときで発禁だ裁判だと大騒ぎしたもんだが、モロ出し動画がネットでいくらでも見られる現在、もう小説ごときで、下品だエロだ低俗だと騒ぐ時代ではありませんわオホホホホと思っていたところに降って湧いた衝撃作。笑っちゃうくらいのお下劣お下品全開ぶりでありながら(いやまさにそれ故に)いまどき文学への希望と確信を力強く語るという、時代錯誤なのに目新しく、古くさいのに新鮮な代物が書だ。 未来ロシアの研究所でスカトロ両刀づかいの変態どもが中露混合の悪態をつきつつ、文学クローンを作って小説を書かせ、謎の物質「青脂」を生産。それがスターリンとフルシチョフがグチョグチョ

    ウラジーミル・ソローキン「青い脂」書評 文学の未来映す“低俗”ギャグ|好書好日
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    deep_one 2012/10/23
  • asahi.com(朝日新聞社):宮部みゆき「殺人はもう書きたくない」 青春小説『小暮写眞館』 - ひと・流行・話題 - BOOK

    宮部みゆき「殺人はもう書きたくない」 青春小説『小暮写眞館』2010年7月20日 社会派推理小説を書いてきた宮部みゆきさん(49)が、青春小説に挑んだ。『小暮写眞館』(講談社)は、現代を舞台にした小説では「初のノンミステリー」という。いわく「何も起きない小説」。これまで透徹した筆致で多くの殺人事件を描き、登場人物を不幸にしてきた。「2周目の出発点の作品」は、彼らを救う物語でもある。 『理由』の“一家4人殺害事件”。『模倣犯』の連続誘拐殺人事件――。「書いてつらくなるような事件は『もう書きたくない』という気持ちが、正直、出てきてしまいました」 主人公は高校生の花菱英一、通称「花ちゃん」。名字なのに親も「花ちゃん」と呼ぶような、一風変わった家庭に育った。父は、閉店した写真屋「小暮写眞館」を自宅に。いつの間にやら、心霊写真の謎を追う羽目になる。 かつての社会派推理小説のように、伏線が絶え間なく連

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    deep_one 2010/07/20
    飽きたとかではなく、精神的にきついらしい。
  • 【レビュー・書評】哲学者とオオカミ―愛・死・幸福についてのレッスン [著]マーク・ローランズ - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    哲学者とオオカミ―愛・死・幸福についてのレッスン [著]マーク・ローランズ[掲載]2010年6月6日[評者]石川直樹(写真家・作家)■11年間、共に暮らして学んだこと 著者のマーク・ローランズは、SF映画を題材にした『哲学の冒険』という作品を日で上梓(じょうし)している。そのときから彼の主題になっていたのは「他者との遭遇」であった。ロボットやモンスターなどといった異質なものとの出会いを通して自分自身を見つめること、そうした哲学への姿勢は、書ではオオカミとの生活というより具体的なストーリーによって深化している。 著者は生後6週間のオオカミを買い取ってブレニンと名付け、その後11年間にわたって共に暮らした。彼は当にブレニンをどこへ行くにも一緒に連れていった。愛犬家のそれのような主従関係とは異なり、時にはブレニンが弟になり兄にもなるような不思議な間柄である。 著者の語り口は努めて冷静で、陰

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    deep_one 2010/06/13
  • asahi.com(朝日新聞社):世界陰謀史事典 [著]ジョエル・レヴィ - 書評 - BOOK

    世界陰謀史事典 [著]ジョエル・レヴィ[掲載]2008年9月7日[評者]唐沢俊一(作家)■歴史の裏側のだましあいを検証 何か大きな国際事件が起きると、必ずそれがどこだかの陰謀である、と唱えるが出る。大半はまあ、トンデモと称される代物ではあるが。とはいえ、先日のグルジア紛争をロシアのプーチン前大統領は“アメリカの陰謀”との疑惑を語った。もはや陰謀論はやネットの中だけのものではない。 実は人間は陰謀論が大好きなのだ。その論に乗っかることで、世の中の混沌(こんとん)の責任を誰かに押し付けることができて、単純化して理解できるからである。こういう大衆心理を利用したヒトラーは、ユダヤ陰謀論を唱えて、ドイツ国民の多くをナチズムに傾斜させた。陰謀論は人を思考停止状態に追い込むのである。 書は、書名に“陰謀”をうたっていても、世の多くの陰謀論とは一線を画す。世界歴史の中で実際に行われてきた陰謀を神

  • asahi.com(朝日新聞社):壊れゆくアメリカ [著]ジェイン・ジェイコブズ - 書評 - BOOK

    壊れゆくアメリカ [著]ジェイン・ジェイコブズ[掲載]2008年8月10日[評者]柄谷行人(評論家)■集団的記憶喪失が文明を暗黒へと 著者は1950年代に、ニューヨークのジャーナリストとして高速道路の建設や都市開発に反対する運動をおこし、さらに60年代には、近代の都市計画を根的に批判する理論家として注目を集めた。その核心は、モダニズム以来の都市計画にある、ゾーニング(住宅地とオフィス街を分ける)というアイデアへの批判にある。都市は、雑多なもの、古いものと新しいものが集中的に混在しているときにこそ、活発で魅力的なのだと、著者は主張したのである。 書は2006年に亡くなった著者の遺作となったエッセー集である。著者が90歳に近づいて活発に考え、かつ活動していたことを知って、私はあらためて感銘を受けた。書には格別に新しい考えはない。著者が50年間いい続けてきたことと同じだといってよい。しかし

    deep_one
    deep_one 2008/08/18
    『大学教育をより効率的にする』 大学教育なんてむしろ「無駄の固まり」であるべきだろう。/効率化したいなら、ドイツみたいに職訓校システムを導入すべき。
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