本連載第1回目では、よく似たサービスとして比較されることの多い「さくらのVPS」との違いについて解説しました。どちらも仮想化されたサーバを提供する点では共通していますが、ディスクやネットワークなどサーバ周辺システムまでをも広範囲に仮想化し、これらを含めてユーザのニーズに合わせた自由度の高い設計を行えるところが、さくらのVPSにはない「さくらのクラウド」の特徴となります。 ただし、低コストであることやカスタマイズの必要性が限定的といった理由から、新しいサービスの立ち上げ時や「さくらのレンタルサーバ」などの共用サーバからのステップアップといった用途においては、「さくらのVPS」をまず最初に採用する場合も多いかと思います。しかし、サービスの規模が大きくなるにつれ、より高速なCPU、大容量のメモリ、さらには多数のサーバを使用した冗長性・分散化機能を持つネットワーク構成が可能なさくらのクラウドへの移
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