ブリストル市内にあったゲリラアートとして有名なバンクシーの壁画を役所の下請け会社が間違えて塗りつぶしてしまう事件があった。 バンクシーのサインが入った初期の壁画の隣にあった落書きを市役所が消すように指示したところ、間違えて本物を黒ペンキで塗りつぶしてしまったという。 ブリストル市役所では、他のバンクシーの作品を早急に保存するように指示し、今回の間違いを起こした下請け会社に対しては損害賠償を請求する可能性があるという。 今年2月に売却された老人が爆弾でローンボーリングをする絵には10万2千ポンド(2320万円)の値段がついているが彼の作品を取り扱うLazaridesギャラリーでは、街中のアートに値段をつけることは、盗難に遭う可能性が大きくなるために好ましくないと語っている。 2006年11月には、リバプールの廃屋のドアに描かれたバンクシーの作品が、市役所の作業員に扮した男達に盗まれている。