地方選挙における候補者の集票環境はどう変わったか~明推協意識調査から考える 「政党」としての公明党~一学究の徒の政治学研究【13】 岡野裕元 一般財団法人行政管理研究センター研究員 「論座」では「『政党』としての公明党~一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をのぞいてずっと与党だったこの党はどういう政党なのか、実証的に研究します。13回目から数回は公明党をはじめ各党にとって重要な地方選挙(特に都道府県議会選挙)について論じます。(論座編集部) ◇連載「『政党』としての公明党~一学究の徒の政治学研究」は「こちら」からお読みいただけます。 今回から、各党が直面している地方選挙(特に都道府県議会選挙)について、複数回にわたって論じたい。具体的には、候補者の集票環境と有権者意識の変容、各党の地方選挙制度への認識、選挙制度や選挙区構成の現状、