現在、どの子どもも平等であるはずの健康と命を守る予防接種について、次のような「3つの格差」が生まれています。 1)国内外の格差:諸外国では無料で接種できるが日本では有料 2)自治体間の格差:県や市町村により費用の助成(全額/一部)がある 3)家庭による格差:親の収入により接種できたりできなかったりする 接種費用が高額となる子宮頸がん予防HPVワクチンへの助成は、山梨県では全市町村で5000円の助成(小6と中3)が決まるなど全国の自治体に広がっていますが、県内では西目屋村(小6と中1に全額)のみに留まっています。 昨年、県内全自治体の議会にヒブワクチンと高齢者用肺炎球菌ワクチン助成の陳情を提出し、八戸市など一部の自治体で採択され助成が実現しました。今年も8月に八戸市議会議員との懇談会を実施し、HPVワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの助成やタバコ問題、地域医療の問題などについて意見交換し、議会