「ぶっ殺すぞ!」「なめとんのかわれぇ!」「ざけんじゃねえよ!」。そんな暴言を吐くクレーマーに悩まされるコールセンターの女性から、弁護士ドットコムの法律相談コーナーに投稿が寄せられた。 「様々なクレーマーに対応してきた」という百戦錬磨の女性だが、電話越しに恫喝されたり、粘着質な人に手を焼いているようだ。冒頭のような暴言クレーマーのほか、ひたすら揚げ足を取って電話を切らない粘着質な人もおり、対応するのに最長で5時間に及んだこともある。そんな経験から、次のような質問をしたいそうだ。 「『威力業務妨害』という言葉をよくききますが、電話でも成立するのでしょうか? また、恫喝で自分の意見を通そうとするようなクレーマーに、どう対応すればいいのでしょうか?」 企業法務にも詳しい池田伸之弁護士に話を聞いた。 ●「クレーマー」に正当な理由があるケースも まず「クレーマー」という言葉について、池田弁護士は、次の
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