第5回 位置情報から新たなコミュニケーションを生む foursquare ユーザー数の増加はとどまるところを知らないソーシャルメディア。「今」の情報を「リアルタイム」に伝え、共有できることに加えて、さらに「位置情報」を利用したサービスに注目が集まっているようです。本連載では、ジャーナリスト/慶應義塾大学SFC研究所上席所員の松村太郎氏が、ソーシャルメディアについて紹介します。 注目される位置情報の共有 震災後、mixi、Twitter、Facebookが、日本でユーザー数を伸ばしたというデータが入ってきました。Nielsenが4月18日に発表した2011年3月のソーシャルメディアの利用動向調査によると、mixi 124%、Twitter 137%、Facebook 127%と、いずれも利用者数の大幅な増加を記録。最も多く利用されたのはTwitterで約1757万人、Facebookも約7