『日本美術全集第19巻 拡張する戦後美術』 | Living Well Is the Best Revenge
小学館版「日本美術全集」の第19巻、「拡張する戦後美術」が刊行された。編者は椹木野衣。『日本・現代・美術』の著者による編集であるから、初めから常識的な通史となるはずがなかったとはいえ、予想をはるかに超える過激な内容である。図版が掲載された作家のうち、岡本太郎、草間彌生、杉本博司であれば理解することは困難ではない。しかし例えば次のような「作家」を私たちはどのようにとらえればよいか。山下清、三松正夫、山本作兵衛、杉山寧、ジョージ秋山、糸井貫二、牧野邦夫、神田日勝。おそらく私も含めて初めて目にする名前がいくつかあるはずだ。そしてこれまで知っていたとしても美術の文脈から排除されてきた「作家」の名も多い。彼らを果たして一つの文脈に組み込むことが可能であるかという点が本書の賭け金だ。本書には椹木以外にも総論として山下裕二、コラムとして四本の論文が掲載されている。しかし私の見るところ、福住廉の「肉体絵画
超映画批評「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」30点（100点満点中）
「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」30点（100点満点中） 監督：樋口真嗣 出演：三浦春馬 長谷川博己 水原希子 ファンをないがしろにした報い 諫山創の人気漫画の実写映画版として期待されていた前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は、当サイトの批評文に樋口真嗣監督が激しく反応したことで炎上騒動を巻き起こした。関係者やスタッフの度重なる燃料投下でそれは大火となり、結果として初動50億の興収を期待されながらいまだ30億程度と、ファンにそっぽを向かれる結果を招いた。今頃映画会社の偉い人たちは、頭を抱えていることだろう。 100年以上ぶりに現れた人食い巨人たち。崩壊した壁を修復すべく調査兵団が奮闘する中、アルミン（本郷奏多）をかばったエレン（三浦春馬）はなぜか巨人化し、他の巨人を攻撃し始めた。それを見た人類側の生き残りは、敵か味方かわからぬエレン
マット加工の液晶画面搭載ノートPCだけを探し出せる「Laptops with Matte Screens」
ノートPCを購入する際には、マシンのスペックだけでなく見た目や素材の質感にもこだわりたいところですが、ネット通販では実際の見た目を確認することは難しいものです。そんな時に役に立つサービスが、スマートフォンやノートPC、3Dプリンターをチャートで分かりやすく検索できる「Product Chart」に新たに追加された「Laptops with Matte Screens」で、画面にマット(つや消し)加工を施してあるノートPCだけを抽出して検索できるサービスとなっています。 Laptops with Matte Screens http://www.productchart.com/laptops/sets/1 Laptops with Matte Screensのページを開くと、ノートPCの画像がずらりと並んだチャートが表示されています。 左側のメニューを操作することで、PCのスペックで表示件
junpeihazama.com - junpeihazama リソースおよび情報
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20150912 : NEVER MORE
友人との話のなかで、作品をつくることを焦りすぎているということを言われました。いや、まさしくその通りで「黄金の郷」以降 まともに作品が形にならず、 いろいろ撮影はしているのにどうにもふわふわと作品の輪郭が定まらないことに、不安と焦りばかりがつのっていました。 友人のアドバイスは「自分が最初に思った疑問や衝動、そこに忠実でないといけない。あとから仕入れる情報にひっぱられて頭でっかちになってしまっている。そこは自分が本当に言いたいところでないと自覚して路線を戻さなくてはいけない。それに自分の写真を何度も何度も繰り返し見る事。自分がどういうものを被写体にしようとしているのか、何が写っているのか意識することが大切だ」と、もうまさに黄金の郷を作っていたときの自分がしていたことでした。あの頃は方法論やどんな作風が世間にあるのか今ほど知識もなかったですが、作品の骨格になる衝動にどれだけ忠実になれるか、そ
ANDRÉ BUTZER @ Galerie Max Hetzler, Berlin: ex-chamber memo (overseas) 5
ANDRÉ BUTZER @Galerie Max Hetzler Goethestraße 2/3 D-10623 Berlin-Charlottenburg Germany 29 August – 2 October 2015 installation views Untitled 2015 oil on canvas 300 x 210 cm Untitled 2015 oil on canvas 300 x 200 cm Untitled 2015 oil on canvas 320 x 195 cm Untitled 2014-2015 oil on canvas 260 x 320 cm Untitled 2015 oil on canvas 250 x 200 cm Untitled 2015 oil on canvas 250 x 200 cm Untitled 2015
長い豪雨をもたらした台風とブロッキングの危険な配置 | Climate+
関東全域、特に栃木・茨城、そして宮城に大雨による堤防決壊と洪水が発生して大変なことになっています。この長い雨をもたらした線状の降水帯は、台風17号と18号の二つの台風のはざまで長い時間停滞していました。いったいどうしてこれほどながい時間、この降水帯が停滞したのか今後研究が行われることと思いますが、いまの段階で見えている現象に、二つの台風、そしてさらに下流のブロッキング高気圧があります。この配置が、今回の現象の鍵になっているようです。 異常気象をもたらす大気ブロッキングまず、今回の雨をもたらした状況に、二つの台風があります。 気象庁によると、東海―北陸地方を縦断し９日に日本海に抜けて台風１８号から変わった低気圧に向け、南西から暖かく湿った空気が大量に流れ込んだ。そこに、日本の東側の太平洋にある台風１７号を取り巻く東からの湿った風が衝突。行き場がなくなった空気が上昇し、積乱雲を発達させた。 東
ザ・コーヒーショップ (代官山/カフェ)
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。 1 予約の申し込み ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。 2 お店からのメール ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。 3 お店へ来店 予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
9月11日 - ハイカロリー
海の周辺の写真の中には山の写真も混ざる、島だ。押し付けがましさがないというのはどういうことか、カメラマンはどこかでシャッターを押す、目の前を流れる時間のどこに切れ目を入れるのか、その選び方がカメラマンのあらゆる態度を表に出してしまう。人物を撮影するときには被写体の表情よりも被写体との物理的な距離と背景が気になる、そういう撮り方があり、この際表情はどんな表情でもいい、変化する被写体の表情の中からどの表情を選びシャッターを押すのか、というのはもうどうでもよくなるような写真があって、すべての表情を受け入れることが出来る写真があって、それは見るわたしの問題で、深刻な表情なのか笑っているのかぽかんとしているのか、それはわたしの問題ではないし、表情から何かを読み取れるとは思っていない。写した人の喜びが伝わるような写真はどうでもいいしそういうのはどこか押し付けがましいし写している人に興味はない、写真は関
TOBIAS REHBERGER: On Shunga @ Galeria Pedro Cera, Lisboa: ex-chamber memo (overseas) 5
TOBIAS REHBERGER: On Shunga @Galeria Pedro Cera Rua do Patrocínio, 67 E 1350-229 Lisboa Portugal Jan 22 – Mar 20, 2015 installation views 1750 / Utagawa Kunisada Chó Chidori 1836 II, 2015, mdf, acrylic paint, joint compound, USB-stick/digital print on paper, 58,1 x 22 x 33 cm Utagawa Kunisada Chó Chidori 1836, 2015, mdf, acrylic paint, joint compound, USB-stick/digital print on paper, 40 x 27,1 x
ルイス・ボルツ | Sites of Technology | Exhibitions | WAKO WORKS OF ART
ワコウ・ワークス・オブ・アートでは、2015年9月12日(土)より、アメリカのアーティスト、ルイス・ボルツの個展を開催します。 11歳の頃からカメラを持ち写真を撮っていたルイス・ボルツが、ミニマリズムの影響下、本格的に制作を開始したのは20代の頃でした。被写体と構図をめぐる考察を続けるうちに独自の視点を養い、1975年に参加したジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館のグループ展「ニュー・トポグラフィクス」によって風景写真に新たな可能性をもたらし、世界中の写真家に影響を与えることとなりました。しかし彼自身は、もっぱらカメラを使って制作しながらも「自身を写真家と考えたことはなかった」と語っています。 当ギャラリー初のルイス・ボルツ展となる今回は、1986年に制作されたシリーズ《Near Reno》と、1989年から1991年にかけて制作されたシリーズ《Sites of Technolog
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