お酒のカテゴリの垣根を超えて、ワインとビールのそれぞれのニュアンスをこんなにも上手に表現するつくり手に出会えるなんて。 もちろん、それが世界的に見ても新しい潮流であるゆえに、まさか日本で出会えるなんて到底思ってもみなかった。しかし昨年、新潟ワインのシーンを牽引し続けるカーブドッチが、まるでワインを思わせるようなビールを発表したことを知り、いつもお世話になっている鯖寅酒販で購入していたから、その存在と味わいはヨーロッパに行く前から気になっていた。 2023年11月26日、偶然にもヨーロッパから帰国した翌日に飲むクロワシリーズ・エレバージュ しかも何の偶然か、ヨーロッパ滞在中に書いていたnoteやInstagramの投稿をきっかけに、カーブドッチブルワリー醸造長の草野さんとも繋がることが出来て、自分がヨーロッパで見ているど真ん中を、日本でもやっている人がいるという興奮を抑えきれずに、少しの勇気