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ブックマーク / www.icr.co.jp (4)

  • 海外での通信障害:日本との違い

    2012年12月31日、KDDIのLTE対応端末でパケット通信が利用しづらい現象が発生し、約180万人に影響が出た。さらに2013年1月1日から2日にかけてauスマートパスなどau IDを使った全サービスが利用しづらい状況になり、LTE対応端末での再びパケット通信障害が発生した。2011年から2012年の年末年明けにはNTTドコモでも通信障害が発生した。 日では通信障害が発生すると大きくメディアでも取り上げられ社会問題となることが多い。海外ではどうだろうか。稿では海外でのネットワーク障害の事例を見ていく。 海外でも発生しているネットワーク障害: その原因の多くはハードウェア故障 日語のニュースとして報じられることはほとんどないので、気がつかないだけだが、海外でも通信障害は多発している。その原因はトラヒックの急増、人為的なミスやハードウェアの障害など様々である。 スマートフォンが登場し

  • オンラインショッピングを支える裏事情

    ここロンドンは、サマータイムが終わる10月下旬から、急に、冬の訪れを感じる日々が増えてきました。北緯50度の此の地は、西岸海洋性気候のおかげで、気候こそ比較的穏やかなものの、季節の変わり目には、緯度の高さが故の特徴が様々な形で顔を出してきます。冬の訪れが感じられる季節となってくると、人々の装いも冬行きとなり、急にクリスマスモードも近づいてまいります。 こうした雰囲気を最も感じられるのは、やはり「冬商戦」「クリスマス商戦」であります。 今回は「London Report」最終回として、ここ英国のオンラインショッピング事情を取り上げてみます。 Photo: Peter Hilton, Flickr 感謝祭に向け、某スーパーのオンライン注文画面 Photo: London looks, Flickr 英国のオンラインショッピングは、様々な形で世界の先端を走っているといわれます。明確な客観的統計は

  • サイバー空間を制する大国

    2012年6月20日のワシントンポストによると、6月初頭にロシアセキュリティソフト会社Kasperskyが発見した強力なマルウェア「Flame」はイランの核開発計画を遅らせる目的でアメリカとイスラエルが開発したものであると報じている。 サイバー空間の兵器としてのマルウェア 2012年6月1日には、アメリカ政府がイスラエルと共同でイランの核開発を妨害するためにマルウェア「Stuxnet」を開発し、イラン核施設にサイバー攻撃を行っていたとニューヨークタイムズで報じた。 今回のFlame開発は、米国家安全保障局(NSA)、米中央情報局(CIA)、イスラエル軍が共同で行い、アメリカとイスラエルはイランに対するサイバー攻撃をまだ続けていると報じられている。目的はイランのウラン濃縮施設を機能不全に陥れることによる核兵器開発を遅らせることである。FlameもStuxnet同様、5年以上前から開発が行わ

  • アプリの終わりの始まり

    2012年2月27日から3月1日にかけてバルセロナで開催されたMobile World Congress 2012では、特に注目の集まったGoogleやFacebookのキーノート以外にも示唆に富んだ興味深いセッションが多数あった。その中の1つがコンサルティング会社frogのScott Jenson氏によるプレゼンテーションであった。同氏が各地で行っているというプレゼンテーションは“Mobile Apps Must Die”というラディカルなタイトルだが、筆者は大いに共感でき、多大なインスピレーションを受けた。稿では、同氏の論旨に依拠しつつ、アプリ環境の今後を展望する。 「アプリの海」 現在、AppleのApp Storeでは50万以上、Google Play(旧Android Market)では40万以上のアプリが提供されており、この数は日々増加を続けている。これらに加え、Window

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