本基準は、情報システムの信頼性、安全性及び効率性の向上を図り、情報化社会の健全化に資するため、システム監査に当たって必要な事項を網羅的に示したものである。 (1) システム監査・・・・監査対象から独立かつ客観的立場のシステム監査人が情報システムを総合的に点検及び評価し、組織体の長に助言及び勧告するとともにフォローアップする一連の活動 (2) システム監査人・・・次の知識及び能力を有し、システム監査に従事する者 i.情報システムの基本的知識 ii.システム監査の知識 iii.システム監査の実施能力 iv.システム監査の実施に当たっての関連知識 (3) 信頼性・・・・・・・情報システムの品質並びに障害の発生、影響範囲及び回復の度合 (4) 安全性・・・・・・・情報システムの自然災害、不正アクセス及び破壊行為からの保護の度合 (5) 効率性・・・・・・・情報システムの資源の活用及