ななみ @nanami_yuki 前も書いたけど、ミュージアム版の「食べログ」をつくりたい。入館者数だけで良し悪しを判断されることに抵抗したい。だって世の中の飲食店は、利用者数だけで「いい店」と判断されることなんてないでしょう。こじんまりとやっていても美味しい料理を出す店はあるし、地元民に愛される名店もある。 2011-08-22 23:08:59
![ミュージアム版の「食べログ」をつくりたい](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/52ca094f3379fdea1010a2a8cb6858461785c599/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2F8882d5fc959aed4957a8c77bd4b287d8-1200x630.png)
先のエントリーに関連して、ニセ科学に自然科学の各分野の常識が有用なカウンター情報であるように、「伝統」や「一般常識」や「空気」を前提としたさまざまな議論のカウンター情報として史学や民俗学の常識がとても有用だと思う。 とはいえ、史学や民俗学の人がニセ科学の話のように積極的に議論していけということは別に思わない。ブログなどWebでアクセスできるところに、自分の分野の常識やその常識を裏付ける文献情報をちょろっと書いておいてくれれば、必要な人がどうにか探し出すと思う。それは今回の原発事故で実証済み。たくさんの論文や文書が資料として探し出された。 他にも、今回の原発事故に対する科学コミュニティのリスクコミュニケーションの失敗をしてきするために2002年のWebページが探し出されてリンクされている。 リスクをめぐる専門家たちの"神話" また、昨日の島田紳助さん引退の話についても、以下の4年前の記事が関
ソウルのある古書店で、初めて越本を見ました。四方が赤く、指を入れる穴が順番に開いていたんですが、一緒にいた先生が、「これは越本ですね。大変珍しいものです」と教えてくれました。恐らく、ベトナム戦争に参戦した韓国軍人が持ってきたものでしょう。それで、一束あった越本の中の一つを取って店の主人に価格を聞いたら、主人は暫く黙っていました。あの様な本が店にあったことすら認識していなかった様子でした。そして、すごく高い値段を提示してきました。値段が分からない場合は、兎に角高い値段を言ってみるということでしょう。主人が提示した値段があまりにも高かった為、結局、誰もその本を買いませんでした。主人としては、「日本の書誌学者達が関心を見せたものだからいいもの」と思って、他の人に高く売るつもりでしょう。越本を買う韓国人の研究者が現れるとは思いませんが。兎に角、いい経験でした。 *越本に関する簡単な言及があるサイト
京都の歴史と文化を紹介する京都文化博物館(京都市中京区)が約7カ月間にわたる工事を終え、このほどリニューアルオープンした。 外観はそのままで、本館1~3階の計約4000平方メートルを改装。従来は模型資料が中心だった常設展示室が、「できる範囲で実物資料を集めた」(同館)総合展示室に。『源氏物語』の写本「大島本源氏物語」(国重要文化財)などの実物資料を常時公開する。 また、絵巻回廊が登場。四つの大型画面(各縦186センチ、横332センチ)を使い、絵巻や洛中(らくちゅう)洛外図屏風(びょうぶ)に描かれた各時代(平安、鎌倉、室町、江戸)の都の暮らしや都市の景観を同時に映し出す。このほか、祇園祭の資料を展示する「京のまつり」、京都ゆかりの名品などをそろえた「京の至宝と文化」エリアがある。 3階の映像ホールはフィルムシアターにリニューアル。座席数が113席から174席に増え、スクリーンは縦2メートルか
『国文学 解釈と鑑賞』が休刊したらしい。 笠間書院のメールマガジンで教えてもらった。 http://kasamashoin.jp/2011/08/_109.html 『国文学 解釈と教材の研究』がすでに休刊しており、こういう日が来ることもチラと考えてはいたが、やはり感慨はある。上記のメルマガに紹介されていた@helplineさんのtogetterを見ると、同じ気持ちの人も少なくないようだ。 http://togetter.com/li/172508 (最近twitterにぜんぜんログオンしていないので、このニュースも、みなさんのtweetもまったく知らなかった・・・) こういう多くの人々の反応を見るにつけ、『国文学』や『解釈と鑑賞』が、実際にそこに掲載されている内容以上に、ある種の役割を持っていたんだなぁ、ということをあらためて思う。それは、一種の「ランドマーク」みたいなものだったのかもし
街で節電のためにエスカレーターが停まってても、電車内の電灯が消えてても、お店の看板が真っ暗でも、心のなかで「しょうがないよね」と思ってました。でも、公共の図書館が「節電のために臨時休館」しているのを見て、モヤモヤとしたものを感じた、というお話です。 図書館って、そういう理由で閉めてもいいものなんでしょうか。 きっかけは、東京のとある公共図書館へ行ったとき。この図書館、本来休館日は週1日でした。しかし7月に入り「節電のため臨時休館をおこないます」というアナウンスがおこなわれたのです。つまり週に1日休みだったのが週2日休館となったわけです。それが9月まで続くそうです。節電のために図書館を週イチ休館してしまうというのは、大胆なやり方だなぁとそのアナウンスを見た時に感じました。 図書館は書籍をはじめとする情報や場所を共有することで市民の知的活動を支援する場所です。そこに多くの人が集まり、空間をも共
2011年8月11日の衆議院本会議について、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」案が賛成多数で可決されました。 この「地域の自主性及び…法律」は、法律として施行された場合、同時に図書館法が改正されることが明記されています。 そのことについて以下にまとめてみました。 衆議院本会議録 まず、「地域の自主性及び…法律」が可決された衆議院の記録です。 衆議院の会議録はこちらから御覧いただけます。(Webサイトの構成上、直接議事録へのリンクが貼れないのです) 衆議院. 会議録議事情報 会議の一覧 2011年8月11日衆議院本会議(第177回第38号) まず、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、地域の自主性及び自立性を高
印刷 メール 国立大の耐震化、2015年度に完了 文科省が整備計画 文部科学省は26日、国立大学や高専などの施設の耐震化率について、今年3月末現在の88%から、2015年度までに100%に引き上げるとする整備計画を公表した。東日本大震災の被害を受け、天井パネルや内壁、実験設備など建物本体以外の耐震対策にも力を入れるとしている。 86大学、51高専、4共同利用機関の施設の延べ床面積は計2649万平方メートル。うち1004万平方メートルは築25年以上が経過している。計画では15年度までに、老朽化が進んで耐震性が不十分な建物(251万平方メートル)をすべて改修。また、約80万平方メートルを新増築し、大学病院の機能強化などを進める。経費は約1兆1千億円を見込んでいる。 東日本大震災では、天井材の落下や、電気・ガス・水道の配管の破損が目立ったため、こうした設備の耐震化も盛り込んだ。 アサヒ・コムトッ
研究生活一般 昨年、4年に1度の国際社会学会の大会で報告する機会を得て、今年は5月にフランス語圏スポーツ社会学会という国際学会で報告を行いました。この9月にはブリストル大学で催されるブルデュー研究の国際ワークショップで報告します。遅まきながら、僕も少しずつ国際学会に参加するようになりました。こういう経験を経ながら考えるのが、表題のようなことです。スローガンとしては今や陳腐になったとも言える「学術研究のグローバル化」や「大学の国際化」。でも、こうした言葉で表されることは、かなりの程度受け入れていくべきでしょう。 問題は、具体的に何をどのように変えていくか、どういった理念のもとに「学術研究のグローバル化」や「大学の国際化」を進めていくのかということです。この問題を一般化して論じる能力は僕にはありませんが、ふだんからいろいろな人と「学術研究のグローバル化」と各国の社会学事情について話します。私的
研究生活一般 昨年、4年に1度の国際社会学会の大会で報告する機会を得て、今年は5月にフランス語圏スポーツ社会学会という国際学会で報告を行いました。この9月にはブリストル大学で催されるブルデュー研究の国際ワークショップで報告します。遅まきながら、僕も少しずつ国際学会に参加するようになりました。こういう経験を経ながら考えるのが、表題のようなことです。スローガンとしては今や陳腐になったとも言える「学術研究のグローバル化」や「大学の国際化」。でも、こうした言葉で表されることは、かなりの程度受け入れていくべきでしょう。 問題は、具体的に何をどのように変えていくか、どういった理念のもとに「学術研究のグローバル化」や「大学の国際化」を進めていくのかということです。この問題を一般化して論じる能力は僕にはありませんが、ふだんからいろいろな人と「学術研究のグローバル化」と各国の社会学事情について話します。私的
1936(昭和11)年、松前重義博士によって 創立された望星学塾は、 その精神および活動を継承し、 東海大学建学の精髄として 永遠に伝承することを目的としています。 詳しく⾒る
貧乏人たちの共通点貧乏人は他人に厳しい貧乏人はとにかく人に親切でない。この程度の親切ならと思えるようなこともしない。金銭的な面だけじゃなくて、「世話になっている人に対してこの程度の手間なのに」と驚くようなことすら断ったり。 これはおそらく、親切にして得られる信用の費用対効果を計算できず、自分のメンツを重視するからだと思う。とあるニートにお願いを断られたこと(だいたいニート個人の作業として30分もかからないこと)で、私は落胆し、数万円くらいのバイトを紹介するのをやめたことがある。数万円は親に小遣いをもらっているニートにしてはたいしたことがない数字かもしれないが、それでも30分くらいの手間で、数万円のバイトを紹介してもらえるなら、悪くない投資のはずだが。 貧乏人は無駄遣いをする貧乏人はとにかく無駄遣いをする。100円で買えるものが150円で売っていても、かまわずに払う。お金持っていないのにいい
お金持ちはワンパターンである去年くらいから、仕事柄、お金を持っている人たちと仕事をすることが多くなった。 お金を持っているの基準としては、一生食べるには困らなそうな人たち。具体的には、3億以上の資産を持っている人たち、といえばいいだろうか。もちろん飛び抜けてお金を持っている人もいれば、数億の人もいるのだけど、だいたい3億以上あれば毎日働かないで暮らせるので、私からしてみれば同じだ。 そして、お金持ちと友達になることで、気づいたことがいろいろある。こういってしまっては何なのだが、お金持ちたちは非常にワンパターンなのだ。 貧乏な人たちは多種多様である。すごくおもしろいやつ、変わったやつがいたり、最高にいいやつから、最低に悪いやつまでいろいろいるが、お金持ちはほとんどパターンがない。もちろんこれは絶対的に貧乏の数のほうが多いわけで、数が多いから多種多様であるだけなのかもしれないが、それにしても、
紀伊國屋書店は8月26日(金)から、東京・新宿本店の1階に“電子書籍体験コーナー”を設置します。電子書籍関連の情報を発信するほか、店内のWi-Fi環境を整備するとのことです。 ▽ プレスリリース配信サービス | 共同通信PRワイヤー ▽ 紀伊國屋書店ウェブストア 紀伊國屋書店の新宿本店に開設される電子書籍コーナーでは、iPadやAndroid搭載タブレットが展示され、同社の電子書籍アプリ「Kinoppy(キノッピー)」を試せます。加えて、電子書籍の新刊やベストセラー情報が一目でわかるように、電子書籍で販売しているタイトルの“紙版”を陳列します。 スマートフォンやタブレット端末を持つ利用客に向け、店内にソフトバンクとNTT東日本のWi-Fi環境を整備します。今後は、デバイス、メーカーと協力したイベントの開催や、電子書籍に関する情報の提供で、リアル店舗ならではの“本との出会いの場”をプロデュー
印刷 講談社は25日、京極夏彦さんの10月発売予定の新作「ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容(あいい)れぬ夢魔」を単行本、新書判サイズのノベルス版、文庫、電子書籍の4形態で同時発売すると発表した。出版業界で初めての試みという。同社は「読者がほしい大きさ、形を自由に選べる。新たな読書スタイルの可能性を探りたい」としている。 価格は、単行本を3360円、ノベルス版を1470円、文庫を上下各巻735円、電子書籍を1400円に設定した。単行本は、ファンが保存や鑑賞を楽しめる愛蔵版にするという。 こうした価格設定で4形態を同時発売することで、どれが売れるかや相乗効果があるのかないのかを見て、今後の販売戦略に生かしたい考えだ。単行本の売り上げ自体は減る可能性はあるが、4形態全体で多くの読者と売り上げを得られることを目指す。通常は、単行本が出た後に文庫や電子書籍になることが多い。
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