米ニューヨーク(New York)のブルックリン美術館(Brooklyn Museum)に展示されたカチナの人形(2013年2月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/DON EMMERT 【4月4日 AFP】仏パリ(Paris)で今月開催されるオークションで、アメリカ先住民ホピ(Hopi)族の、精霊を具現化した「カチナ」というマスクのような品が競売に掛けられる予定になっていることについて、これを阻止しようとするホピ族の文化保護当局の動きに米アリゾナ(Arizona)州の2つの博物館が賛同している。 フランスの競売会社Neret-Minet Tessier and Sarrouは4月12日に開催するオークションで、ホピ族が儀式で使用するカチナ70点を競売に掛けることにしている。同社のウェブサイトに写真が掲載されたこれらの品々の中には、5万ユーロ(約600万円)もの高値で落札されると予想されて