武雄市図書館の話でよく出てくる、『知との出会い(本との出会い)』であるとか『市民価値の向上』であるとかという言葉。これがどうしてもしっくりと来ない状況だった。いや、「だった」じゃないな。今でもそう考えている。 理由は簡単な話で、例えば『知との出会い(本との出会い)』について。現在の武雄市図書館のあり方を作った現武雄市長は、ブログで以下のように書いている。 そもそも今回の図書館構想では「本との出合い」を最大化すると何度も言ってます。なので、旧来、「開架 8万 閉架10万」が基本「開架 20万」というの図書館に変えています。 佐賀新聞の対応は評価したい : 武雄市長物語 開架数だけで出会いが増えるならそれはそれで良いことだけど、実情はそうでもないようで。高い書架で係員にはしごを使ってもらわないと読めない本があるという段階で、それはどうなのかと思う。本の分類方法も独自のもので、それがこれまでの図