空犬通信 「解説」や「あとがき」には何を書いてもいいのだろうか

昨年のことになりますが、しばらく前に、こんなことがありました。（このブログでは、書店の閉店の報告を別にして、基本的には、楽しくない話題は取り上げないことにしているんですが、今回はちょっと苦言めいたことを書きます。） 自宅で本を読んでいたときのこと。少し前まで、そばで楽しそうに本を読んでいた我が家の本好き小学生が、「あんなのないよ……」と泣きそうな顔をしています。どうしたのかと聞いてみると、そのとき読んでいた本（シリーズものです）の「あとがき」に、わずか１行ではあるのですが、重要な登場人物のうちの１人が次の巻でどうなってしまうかが、書かれてしまっているというのです。そんなばかな、と思って見てみると、たしかに書いてある。これはないよなあ、と、目の前でがっかりしている小さな読者にいたく同情してしまいました。 そのお話は、ミステリー的なお話ではありません。名作とされ、長く残ってきた作品ですから、物

[sirocco]

「はじめに」や「解説」、「あとがき」を読んで本文を読むと楽しみが多かったり、理解が速かったりします。推理小説以外はネタバレは気になりません。映画は二度、三度目がよく分かります。子供の時はどうだったか

[hharunaga]

もしかして巻末に「解説」や「あとがき」があるのは日本に特有なことかな？　洋書では、逆に、冒頭に他者による序文があるので、さすがにネタバレを書く人は少ない、とか…。

[takanofumio]

だいぶ前の本の雑誌で、新潮文庫の「シャドー81」が「解説はおろかカバー裏の紹介文や表紙さえ危険な四面楚歌本」と紹介されてた

[snipesnaps]

わかるんだけどネタバレを極端に嫌うタイプかそうでないかの差かと。自分は全く気にならないので、ふーんそうか程度の感想だけど嫌いな人は嫌なんだろうってのはわかる。だから配慮しろって話だからわかるんだけどね

[ryu_goma]

ナッパベジータとZ戦士が相対した回の次回予告で「ヤムチャ死す！」ってやられた世代もいる。サイヤ人のように、傷付いて強くなれ！

[lafs]

北上次郎の無手勝流を表面だけ模倣するとこうなる、ってことだとイヤだな(「読者としての視線」を決して忘れない家元を責めるのは筋違いだけど、あのスタイルが許されるなら。と思っちゃう向きも多分……）