先日名言だらけのシンポジウムで実は一番記憶に残ったこと。デジタルアーカイブは誰を作る?という問いに「知識を使って何かになりたい全ての人です」と反射的に答えて、それに吉見先生が間接的に『大学とは何か』の内容で返されたこと。そうか今更ながら、僕たちは結局それを考えていたのか、と。
テクノ音楽に合わせて地元の「おばちゃん」が体を揺らし、女装したドラァグクイーンがパフォーマンスを披露する。過疎高齢化が進む京都府南山城村。静かな農山村のイメージとはかけ離れたイベントが始まって5年になる。 その名も「むらキャバ」。廃校した小学校の講堂で開催されるキャバレースタイルのショーだ。企画したのは、主婦や村の主要産業を担う茶農家の有志たち。世界で活動する音楽グループのメンバーだった里ロビンさん(35)が創作拠点を求め、2010年に親の土地がある村に仲間と移住し、小さなコンサートを開いていたことがきっかけとなった。「楽しいことを自然にやっていたら仲間が増えていった感じ」。ショーで音楽を披露したロビンさんは振り返る。 村には昔からの生活を守り続ける地域もある。前衛的な内容に加え、廃校で酒を提供したことから否定的な意見もあったが、村外からも多くの人が駆け付けたイベントは全国の注目を集めた。
賃金の動向を示す「毎月勤労統計」の調査手法について、2015年11月の経済財政諮問会議で閣僚らが変更を促していたことがわかった。「統計の司令塔」である統計委員会も指摘を重視し、見直し議論を翌月開始。調査手法はその後、賃金指数の下ぶれを防ぐ方向に変えられた。 勤労統計は中規模事業所(従業員30~499人)の調査対象を2~3年で全部入れ替えていた。入れ替えで賃金指数(現金給与総額など)は下がりやすい。調査に継続して応じる企業を集めた旧サンプルに比べ、新サンプルは新興企業や経営難の企業も加わって賃金が低く出やすいためだ。 そこで厚生労働省は過去のデータを実勢に合わせる修正を実施。「下方修正」が多かった。 15年1月の入れ替え時も下方修正となり、民主党政権時代の11年を上回ったはずの14年の賃金指数が逆に「下回る」ことになった。 15年11月4日の諮問会議ではこれがやり玉に挙がった。議事要旨による
2024年5月更新 都立図書館は、戦前や近世の資料も多く所蔵しており、その国内有数の蔵書数と共に、資料保全室(製本室)を独自に持つことでも知られています。"資料保存"―― それは、都立図書館の様々なサービスの基盤となるものです。所蔵資料をいつでも提供できるようにすることと同時に、都民の文化遺産として後世に伝えることは、資料の収集と合わせて都立図書館の重要な使命です。私たちは、"利用のための資料保存"を、都立図書館の運営方針や収集方針を踏まえて、関係機関との相互協力のもとに、組織的・計画的に実施しています。 図書館資料は外的要因(保存環境や資料の取り扱い方など)及び内的要因(酸性紙や製本の方法など)によって、どうしても劣化や損傷を避けられません。そこで、このページでは、当館の日頃の取組、特に日本の公立図書館では唯一ともいえる資料保全室の技術やノウハウを順次公開していきます。 都立図書館の資料
1873年にキリスト教禁教が撤廃されてから、欧米宣教師が相次いで日本に入国し、宣教、教育、福祉、医療に従事しながら、短期間に習得した日本語による著述活動をも盛んに行った。21世紀の今日まで、数万人の来日宣教師のうち、約300人が非母語である日本語を用いて、およそ3000点の著書を執筆し、刊行してきた。 日本語で著述をする外国人はほかにもいるが、宣教師のように使命感に駆り立てられて、矢継ぎ早に日本語著作を執筆した「職業」はほかにない。これは、キリスト教に対する近代日本社会の大方の寛容と好奇心とも関係する。書けば読んでくれる人が日本にたくさんいる、という確信があったから、宣教師たちはせっせと日本語で書いたのである。漢字とハングルよりはるかに複雑な書記法(ひらがな・カタカナ・漢字)をもつ日本語と格闘しながら、繁忙極まりない活動の合間に生み出されたこれらの大量な著作は、近代の宣教師が東アジアでやり
古来伝わってきた書物(歴史的典籍)には、内容はもとより紙、墨、装訂法など様々な情報が蓄積されています。これらを読み取り、先人の知恵を掘り起こすべく、従来の国文学のみにとどまらず、あらゆる分野と連携して総合的な観点から書物を分析し、書物の意味の問い直しや、書物が持つ可能性を探ります。主導機関である国文学研究資料館がユニット間および、当館の機関拠点型基幹研究「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」を連携させる総括事業を推進し、研究成果を総合的な教育プログラムへと集約して、新たな学問分野「総合書物学」の構築を目指します。 「異分野融合による「総合書物学」の構築」ウェブサイト 「異分野融合による「総合書物学」の構築」基本計画 【本プロジェクトの構成ユニット】 ユニット 実施機関
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