2021年10月23日、2021年度アート・ドキュメンテーション学会第14回秋季研究集会がオンラインで開催されます。 参加費・資料代は無料で、事前の申し込みが必要です。 主なプログラムは以下の通りです。 ●研究発表 ・『大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ』サイトの公開とデジタル画像のオープンデータ化の意義と今後の展望 小林仁氏(大阪市立東洋陶磁美術館) ・画像アノテーションを活用した図像データベースの構築 永崎研宣氏(一般財団法人人文情報学研究所)、津田徹英氏(青山学院大学)、下田正弘氏(東京大学) ●萌芽研究発表 ・ミュージアムのオンライン活動を考える ―ギャラリートークの配信 大坪逸貴氏(サイフォン合同会社) ・舞台芸術資料のデジタルアーカイブ–商業演劇の広報出版物を中心に 武澤里映氏(大阪大学文学研究科)、五十里翔吾氏(大阪大学基礎工学研究科)、伊藤謙氏(大阪大学総合学術
格差拡大、貧困増大…それでも「若者の生活満足度」が高いこれだけの理由 若年層に拡がる「宿命論」的な人生観 親ガチャに外れた… 「親ガチャに外れちゃったよ」。昨今、学生たちの会話に耳を傾けていると、時折そんな声が聞こえてくるようになった。オンラインゲームで希望のアイテムを入手するための電子くじシステムを「ガチャ」という。もともとは店舗などに置いてある小型の自動販売機で、硬貨を入れてレバーを回すとカプセル入りの玩具が無作為に出てくるガチャガチャが語源である。そのシステムに自分の出生をなぞらえたのが親ガチャである。 ガチャでどんなアイテムが当たるかは運任せである。ときには一発で大当たりすることもあるが、いくら課金しても弱いアイテムしか入手できないこともある。自分の出生もそれと同じことで、私たちは誰しもどんな親の元に生まれてくるかを選べない。そこには当たりもあれば外れもある。自分の人生が希望通りに
この文章は、NTTコミュニケーションズが提供するオンラインワークスペース「NeWork」がnoteで開催する 「#あの会話をきっかけに」コンテストの参考作品として主催者の依頼により書いたものです。 「まあでも、ホームレスの人に自己責任の部分もあったりしないの?」 「絶対に違う。それは絶対違う。時代や構造に締め出された人がいるんだよ」 10年近く前、まだ結婚する前の私と夫つるちゃんの会話だ。私が自己責任論を語り、夫が否定する。いつもニコニコ私の話を聞いてくれて、私に向かって怒ったことも一度もなかった、そんな夫が初めて静かに怒った会話である。 この会話をするまで、私にはどこか自己責任論的な価値観があった。20歳から難病の母親を介護していたのに何故?と思うが、単純に当時ネオリベラル的な考えが流行っていたことと、周りの大人の話していることをそのまま鵜呑みにしていたからだろう。結局その価値観は「自宅
日本電子出版協会(JEPA)の提言 全国どの小中学校でも使える 「学校デジタル図書館」を 国主導でつくりましょう。 日本電子出版協会では、「学校デジタル図書館」を提言しています。 これが実現するように国や文科省、図書館関係の方々、学校関係の方々、出版社の方々に働きかけをしています。実現のためには、皆さんの賛同が大きな力になります。 是非、このページを記事やSNSなどで紹介・シェアをお願いいたします。 国がクラウド上に作る唯一の小中学校向けのデジタル図書館です。 小中学校の生徒や先生向けに出版された多様なデジタル本や、紙の本は読めない子供のためにアクセシビリティに配慮したデジタル本、母国語が日本語ではない生徒が読む外国語のデジタル本も揃えます。 学校からも、自宅からも、ネットがつながっていれば、学校の図書館なら閉まっている時間でも、どこからでもアクセスして読むことができます。 離島や山村の小
科学技術基本法は、しばらく前までは「科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)」という 文言で人文学を除外していましたが、令和3年4月、「科学技術・イノベーション基本法」に変更されて 施行され、これにともない、人文・社会科学が含まれることになりました。今後は、人文学に関しても政策的な 研究事業のある部分はこれに沿って進められることになるようです。いわば、科学研究一般の一部として 学術政策により強く組み込まれることになるのだろうと思っております。 では、人文学はどういう風に組み込まれたのでしょうか? ここでは、筆者がネットで調べられる範囲で、この基本計画にどのように人文学が組み込まれているのかを 関連資料とともにみてみましょう。 内閣府の 第6期科学技術・イノベーション基本計画 の頁にこれまでの経緯や、今回の法改正を受けた基本計画の文書(PDF)などが掲載されています。 全84頁の
初めて「論文」を書こうとしている人向けの、主にメンタル面(気持ち)の対処をメインにした書き方の指南書。 (ただし、メンタル面だけでなく書き方全般についても説明しています。) 筆者が査読付き論文を書くときに経験した最も大変だった(辛かった)ことは、研究の中身や書き方自体ではなく、諦めずに論文を書き上げて提出しようという意思を保ち続けること、つまりモチベーションの維持でした。モチベーションの維持は、個人の気持ちの持ちようとして片付けられがちに感じます。しかし対処方法は少しながらあるように思うのです。 本資料が、論文書きを諦めてしまおうとしている、あるいは諦めてしまった過去がある人への励ましになることを期待しています。 (10/6追記:本資料内での「レビュアー」は、自分が書いている原稿を添削指導してくれる人のことを指しています。しかし一般的にはレビュアーとは査読者のことを指す場合が多いのでちょっ
エストニア・タリン港(2011年) 8月18~20日に、EAJS(ヨーロッパ日本研究学会)が主催するPhDワークショップに参加しました。 仕事柄、学会にはいくつも入会していますが、なかでも抜群に好きな学会がEAJS(European Association of Japanese Studies)です。ヨーロッパ日本研究学会、ヨーロッパ日本研究協会などと訳されます。その名のとおり、ヨーロッパの日本研究者が一堂に会してそれぞれの研究報告を行う、すてきな会です。 大会は3年に1度。今回は2020年にベルギーのゲント大学で開催予定でしたが、目下の状況で延期となり、2021年8月24日から28日の日程でオンラインで開催されています。2011年のタリン大会は300名ほどでしたが、その後、2014年のリュブリャナ大会、2017年のリスボン大会と参加者は増え続け、今回の参加者は27日昼現在で1266名と
文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日本語・日本文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 ホーム ブログ 【連載】vol.1 アメリカ研究者に役立つ本書の読み方ガイド(山中美潮) - DHへの誘い〜『欧米圏デジタル・ヒューマニティーズの基礎知識』専門分野別読書ガイド〜 [特設サイトトップへ] vol
2021年度 「国際交流基金賞」 受賞者決定是枝裕和氏、宮田まゆみ氏、在ハノイ3大学、イルメラ・日地谷=キルシュネライト氏 国際交流基金が1973年以来実施する「国際交流基金賞」の2021年度の受賞者が決定しました。本賞は、学術や芸術等のさまざまな文化活動を通じて、日本と海外の相互理解促進に顕著な貢献があり、引き続き活躍が期待される個人または団体に対して授与しています。 第48回となる今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により中止となった昨年度の推薦分を含めた101件から、有識者による審査を経て以下の4件を決定しました。10月20日に授賞式を開催いたします。 受賞者/授賞理由 ■是枝裕和(映画監督) 世界の映画界を代表する監督の一人。市井の人々に寄り添い生活の機微を優しく見つめる一方、育児放棄された子どもたち(『誰も知らない』)や、万引きで生計を立てる疑似家族(『万引き家族』)を描き、
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