東京都・豊島区議会の沓沢(くつざわ)亮治議員のツイートが物議をかもしている。 沓沢議員は3月7日、ツイッター上で「とあるサーバー管理者さんからご連絡 安倍やめろ ツイデモ発信は東京一極だったが細かく追跡した結果、そのほとんどが次の3つのIPアドレスからだった」として、3つの組織名をあげた。 さらに、次の投稿で「この3つに何十人何百人の書き込み要員が常駐していると思えないので、全国の工作員がここをVTN(踏み台)にしている可能性がある」という意見も紹介しているのだ。 このような投稿に対して、ツイッター上では「(ツイッター社ではない)とあるサーバー管理者には知り得ないはずだ」という内容のツッコミがされている。また、2ちゃんねるの開設者・西村博之さんも「どういう手段で開示請求したのか?」と問いただしている。 インターネット上の投稿者を特定する「発信者情報開示」について詳しい中澤佑一弁護士に聞いた
「書店で本を撮影するのは違法じゃないの?」。東京都内の名門私大生(法学部)のオキノさんは先日、いつものようにスマホのカメラで書店に並んだ本の中身を撮影すると、友人にこのように指摘されたという。 オキノさんは、5000円をこえる専門書籍は図書館で借りている。しかし、人気がある書籍の最新版は「貸し出し中」のことも少なくない。そんなときは、近くにある生協の書店で必要なページを無音カメラで撮影しているそうだ。 「撮影したページの写真を同じゼミの学生や友人にLINEで送ったこともあります。店員に注意されたことは今までないですね。やっている人も多いし、撮影するページも多くないです。法学部の友人は『窃盗罪にならないよ』と言ってくれましたし」とオキノさんは話す。 書店で本を撮影することは犯罪になるのか。また友人に送る行為に法的な問題はないのか。唐津真美弁護士に聞いた。 ●犯罪が成立する場合もある ーー書店
インターネット上で漫画やアニメを無断掲載する「海賊版サイト」の対策をめぐり、京都弁護士会(三野岳彦会長)は8月21日、ブロッキング(アクセス遮断)の導入や、ダウンロード違法化の範囲拡大することに反対する意見書を公表した。ダウンロード違法化の範囲拡大については、有志の弁護士が反対声明を出していたが、弁護士会が意見書を出したのは今回が初めて。 ●「有効性が乏しいのに萎縮効果を伴う」 この意見書は、ブロッキングについて、「インターネットにおける情報の受信を強制的に阻害するものであり、(通信の秘密を定めた)憲法21条に違反する疑いが極めて高い」「安易に認められるなら、今後、海賊版サイト以外の情報の受信に関してもブロッキングが提供される途を開くことになりかねない」「改めて議論の俎上にあげること自体相当でない」と強く批判している。 また、ダウンロード違法化の範囲拡大についても、「海賊版サイト対策として
ダウンロード違法化の対象を広げる著作権法改正案について、自民党は3月13日、今国会への提出を見送ることを決めた。自民党の文部科学部会・知的財産戦略調査会合同会議でいったん承認されたが、総務会で批判が相次いで、差し戻されていた。こうしたかたちでの法案提出見送りは「異常事態」だという。コンテンツ産業にくわしい国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)客員研究員の境真良さんに分析してもらった。 ●一番の問題は「法案の出来」が悪かったこと 今国会に提出が目指されていた著作権法改定案は、自民党の総務会で批判が相次ぎ、結局、提出を見送られるという事態に至りました。ほとんどの法案が粛々と各省庁でまとめられ、与党の支持を得て国会に提出・可決されることからすると、異常事態であり、混乱であるといえましょう。 さて、このような事態に至ったのはなぜなのでしょうか? 一番の問題は、法案の出来が
「選択的夫婦別姓」の法制化を求める声が、地方議会を動かしている。三重県議会は3月15日、法制化を求める意見書を採択した。昨年12月にも、東京都の中野区議会、府中市議会で意見書が可決。同じく文京区でも3月1日、全会派一致で請願書が採択され、近く国に意見書が送付されることが決まっている。 これらの地方議会に働きかけをしているのが、「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」のメンバーだ。事務局長で中野区在住の会社員、井田奈穂さんが中心となり、SNSでつながった仲間たちと昨年11月に立ち上げた。現在、北海道から沖縄まで70人以上のメンバーが各地で活動を行なっている。2月から3月にかけては、35以上の地方議会で法制化を求める動きがあった。 井田さんはこれまで、政治活動をしたり、夫婦別姓訴訟に関わったりしたことはない。しかし、自身や家族が改姓で悩んだ経験から、夫婦別姓問題に興味を持つようになったという。「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く