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ブックマーク / kakichirashi.hatenadiary.jp (26)

  • 文科大臣の言う「余地」とはなにか。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    mainichi.jp 萩生田光一文部科学相は19日、国立大学協会など国公私立の大学4団体の会長らと東京都内で面談した。新型コロナウイルス感染症の影響で中退した学生に配慮し、復学できる余地をつくるよう要望。各大学の事情に応じて対面授業を実施することも改めて求めた。面談後、記者団に明らかにした。 この記事を読んで、あれっと思った箇所があります。それは「復学」です。 1.復学とは 東京大学学部通則 抄 (復学) 第22条 休学期間内に、その理由がなくなったときは、学部長の許可を得て、復学することができる。 大学において復学とは、一般的には、休学が解消された学生(場合によっては、停学が解除された学生)が正課教育に復帰することを指します。そのため、元記事にある 新型コロナウイルス感染症の影響で中退した学生に配慮し、復学できる余地をつくるよう要望。 について、そもそも退学した学生は復学できません。

    文科大臣の言う「余地」とはなにか。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/11/23
    雰囲気で指示する奴という
  • 国立大学の学長選考はどのように在るべきなのか。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    www3.nhk.or.jp 任期満了に伴う筑波大学の学長選考が20日行われ、永田恭介学長が再任されることになりました。この選考について、一部の教員グループは「過程が不透明だ」と訴えていて、有識者などで作る会議が21日午後、選考の理由を説明することにしています。 www.tokyo-np.co.jp 東京大の来年度からの学長(総長)を決める選考会議で「選考プロセスの透明性や公平性に疑義がある」として、教員有志6人が大学側に公開質問状を出した。5人まで選べる最終候補者が理系の男性ばかり3人とされたことや、氏名が30日の学内投票終了まで外部には非公表となっていることなどを問題視している。 国立大学法人の学長選考が(悪い意味で)話題になっています。特に、平成27年の国立大学法人法改正から、学内の投票の取り扱いなどを巡ってニュースになることが増えてきたように感じています。今回は、国立大学法人の学長

    国立大学の学長選考はどのように在るべきなのか。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
  • 授業目的公衆送信補償金制度に関する留意点 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    文化庁と一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(以下、「SATRAS」という。)が開催した授業目的公衆送信補償金制度の説明会(以下、「説明会」という。)に参加し、何点が気になる点があったので、ここに記録しておきます。なお、今回の記事には誤りが含まれる可能性がありますが、それにより生じた損害には当方は一切責任を負いません。 1.従前の取り扱いはほぼ変わらない 2.対象者数をどのように算定するか 3.実態調査はどのような内容か 4.公開講座には対応する必要があるか 5.大学コンソーシアムは「学校その他の教育機関」に該当するのか 1.従前の取り扱いはほぼ変わらない SATRASの説明ではさもすべての著作物の利用について補償金が発生するような口ぶりにも感じられましたが、これは授業目的公衆送信保障金制度(以下、「制度」という。)の前提に立っているからです。学校その他の教育機関における複製等や

    授業目的公衆送信補償金制度に関する留意点 - 大学職員の書き散らかしBLOG
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/10/13
    よくわかる解説
  • 大学は「授業科目を自ら開設」せずともよくなるのか - 大学職員の書き散らかしBLOG

    大学の授業科目の相乗りが可能に、再編にも影響か(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース 文部科学省は各大学の独自開設が原則の授業科目に対し、連携する他大学の科目をそのまま活用できる新たな仕組みを始める。この「連携開設科目」は1法人傘下の大学間か、新制度で文部科学相認定の「大学等連携推進法人」に参加する大学間が対象だ。 大学等連携推進法人に関するニュースが出ていました。これは、7月15日に行われた中央教育審議会大学分科会(第115回)を受けての記事だと思います。今回は、この件について考えてみます。 1.現行法令 2.新たな仕組みの概要 3.懸念 3−1.他の条文との関係はどうなるか 3−2.適用範囲はどうなるか 3−3.質保証はどうなるか 3−4.設置申請等が大変そう 3−5.学生への配慮をどうするか 1.現行法令 件に関連する現行法令は、以下の通りです。 大学設置基準 (教育課程の編

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  • 「課題で大変」という学生への複雑な感情 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、各大学では遠隔授業が進められています。その際、学生からは「各授業で課題が出されるので、その対応で大変」ということをよく聞きます。これは、文部科学省からの通知*1等も踏まえ、遠隔授業への出席や理解度確認のために各授業で課題が出されているものと思います。 率直に言って、この未曽有のコロナ状況下で他者との協力もなかなかできずに課題を進めていくことは実際に大変だろうと思いますし、何とかしてあげたいとも思います。一方で、そもそも大学での学びとはこのようなものだと思う気持ちもあり、複雑な感情を抱いています。 法令上の学習時間 大学設置基準の定め 必要な自学自習時間 履修できる単位数の制限 学習時間の実態 課題による学習時間の増加 そうは言いつつもこの状況はどうにかしなければならない 1.突如としてこのような状況になったため 2.学生の環境やそれへの支援が不

    「課題で大変」という学生への複雑な感情 - 大学職員の書き散らかしBLOG
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/07/11
    吉見先生言うところの単位数減らそうていう
  • 毎月勤労統計の不適切調査はマジでヤバい。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    mainichi.jp 厚生労働省が公表する「毎月勤労統計」の一部の調査で来と異なる手法が取られていた問題で、こうした手法が2004年に始まっていたことが同省関係者への取材で明らかになった。不適切調査の影響で、同統計を基に給付水準が決まる雇用保険や労災保険が過少給付されたケースがあることも判明し、同省が調査を進めている。 毎月勤労統計の不適切調査が判明し、大きな波紋を広めています。各大学でも、毎月勤労統計調査へ対応している総務人事系職員はいることと思います。直接担当したことはありませんが、なかなか面倒な調査みたいですね。 件ですが、内容が明るみになるほど、私の語彙力が低下するぐらいに「マジでヤバい」案件だなと感じています。 1.毎月勤労統計調査とはなにか 2.基幹統計とはなにか 3.どのように不適切な調査だったのか 4.不適切調査のなにがヤバいのか 1.毎月勤労統計調査とはなにか ww

    毎月勤労統計の不適切調査はマジでヤバい。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
    egamiday2009
    egamiday2009 2019/02/16
    “法令に則った業務を行うべき中央官庁が、懲役や罰金といった罰則が適用される運用を(恐らく自覚的に)行っていた”
  • 大学事務職員は誰にでもできる仕事です。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    巷には「大学職員論」(この場合、大抵は大学事務職員を指します。)なるものがあり、大学職員とは何か、どのような存在かについて、喧々諤々議論する世界があると聞いています。それはそれで結構ですが、たまに大学職員はいかにも崇高なる存在みたいな感じの論調を見ることがあり、違和感を持ちます。いやいや、大学事務職員は基的には誰でもできる職業・仕事でしょう。 私は、世の中の仕事の少なくない部分が、個人の素養や資質などは関係するでしょうが、トレーニングを積めば誰にでもできる職業だと考えています。就活やハローワークなど、就職への機会が開かれているということは、その証左の一つでしょう。大学職員も例外ではなく、特に国立大学法人職員の採用の大部分は公務員と同様の形になっています。申し込みにはある程度条件があるとはいえ、逆にいえば、それをクリアした人は誰でも仕事ができる対象となり得るということです(ただ、誰にでもで

    大学事務職員は誰にでもできる仕事です。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
  • ローカルルールはなくなってもルールはなくならない。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    www.taro.org www.taro.org 前回の弊BLOGで言及した河野太郎衆議院議員の動きがだいぶせわしなくなっていますね。行政事業レビューチームの提言では、 しかし、いまなお各大学・研究機関等が独自のローカルルールを設けていることにより、エクセルで作成された申請書のフォーマットが使いづらい、電子申請が出来ず書類を郵送しなければならない、申請のたびに業績等の研究者情報を入力しなければならないなど、非合理的な制度が存在するとの指摘が、現場の研究者等から多数、寄せられている。 研究者が不必要な事務負担に多くの時間を費やしていることは、来の目的である研究活動の生産性を阻害し、人件費に換算すれば無駄な支出ともなる。研究費に係る制度について、研究者ファーストの目線での早急な改革が必要である。 研究費に関しては、研究者目線での不合理なルールの廃止を徹底すべき。 ローカルルールを全廃し、少

    ローカルルールはなくなってもルールはなくならない。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
    egamiday2009
    egamiday2009 2016/12/17
    まあ、イケイケで盛り上がり出すとだいたいヤバい。
  • 大学教務実践研究会第4回大会に参加してきました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    kyoumujissen.wixsite.com 12月3日に開催された大学教務実践研究会第4回大会に参加してきました。全国各地から百数十名位程度の参加ということで、ニーズが高い様子が感じられました。 以下に講演および分科会で話された内容をおおまかに記します。なお、私が理解できた範囲で記録したものであり、内容の正確性を保証するものではありません。 「大学職員の皆さんへの期待」(竹下 名古屋大学理事・事務局長) サザエさん症候群にならないような職場を作らないといけないと思っている。人が職場でやりがいや存在価値を感じながら仕事をできるということが大切。そのためには、人の努力とともに、職場内外で仲間を作ることがひつようである。他職員とどれだけネットワークを作れるか。研修とは、元気になるためにするものである。 富山県に赴任した際、県の計画づくりに携わった。その時に、県の計画ではなく、県民の計画

    大学教務実践研究会第4回大会に参加してきました。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
  • 大学職員の学びとは手持ちのカードを増やすことである。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    「IDE現代の高等教育」を読んでいると、読売新聞の松さんのコラムにて「大学職員の集まる場において勉強が役立っているかを聞いたところうまく答えてもらえなかった」的な文章がありました。おそらく、大学行政管理学会定期総会・研究集会でのことでしょう。私は当該会合に出席してませんので実際にどのようなやりとりだったのかはわかりませんが、他BLOGでの記事を見ると当にそんな感じだったのかもしれません。 setapapa.net 私個人としては、もし「勉強したことが業務で役立った事例を教えてください」と聞かれても事例をいくつか挙げて答えられるように、学んだこと、経験したことと業務との関係を整理しているつもりです。ただ、改めて考えてみると、学んだこと、経験したことが直接業務に役に立っているということは、学んだこと・経験したことの一部が今の業務あるいは過去の業務の一部に役立っている、下図のような状態になっ

    大学職員の学びとは手持ちのカードを増やすことである。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
    egamiday2009
    egamiday2009 2016/11/17
    「大学職員の集まる場において勉強が役立っているかを聞いた」の、「どうして勉強しないといけないの」的小学生質問に似てる感。
  • 「文科省の言うことを聞かなければ交付金を減らされる」は本当か? - 大学職員の書き散らかしBLOG

    様々な場面でよく聞くのが「文科省の言うことを聞かなければ交付金を減らされる」ということです。これって当でしょうか。私個人としては、少なくとも国立大学においては都市伝説と同程度の信憑性だと考えてます。 冒頭の文章を二つに分けてみましょう。前段の「文科省の言うことを聞かなければ」ですが、この「文科省の言うこと」とは法的根拠がある指示と行政指導に近い有象無象な任意の指導等に分けられます。前者はともかく、任意の指導等に従うかの決定権は大学にあるはずなのに強制のようになっている現状もあり、だからこそ「文科省の言うことを聞かなければ」というフレーズには悲観的なニュアンスが含まれているのでしょう。学内での十分な検討を経ずに任意の指導等に従わざるをえないことは現状でも生じていると思いますし、このようなニュアンスになることも理解できます。後段の「交付金を減らされる」について、これは国立大学運営費交付金が文

    「文科省の言うことを聞かなければ交付金を減らされる」は本当か? - 大学職員の書き散らかしBLOG
  • 社会における大学生観と大学観のギャップ - 大学職員の書き散らかしBLOG

    先日、職場の友人事をしていた際の話です。最近の大学関係の事柄にも話が及び、千葉大学の件など、大学と社会との関係性も改めて考えると多様な論点があるよねと話していました。その時に、ふと思ったのが、世間のイメージと大学の実態に齟齬があるというのは従前から言われていることですが、多くの人が持っている大学生に対するイメージ(大学生観)と大学に対するイメージ(大学観)も必ずしもマッチしていないのではないかということです。 社会の多くの人が持っている大学生のイメージというと遊んでいるとか、チャラいとかそういったものだと推測できます。若干変化はあるのかもしれませんが、このイメージって随分前から大筋では変わっていないように感じます。 (出典:統計局ホームページ/国勢調査からわかったこと) 平成22年度の国勢調査の結果では、15歳以上人口に占める最終卒業学校が大学・大学院の者の割合は約20%です。多くの方

    社会における大学生観と大学観のギャップ - 大学職員の書き散らかしBLOG
  • 論文が書けるように仕事をしたい - 大学職員の書き散らかしBLOG

    以前の記事でも言及した通り、日頃の業務でも研究の作法を考えて取り組むことを意識しています。仮説を立てて方法を検討し、取り組んだ結果を明らかにしさらに改善を検討するということですね。大きな制度の話から細かい手法の話まで、なるべくいろんなことを考えて、隙あらば実践してきたいと思っています。 それに加えて、最近は論文が書けるように仕事をしないといけないなとも思っています。論文を書くには、内容に「体系性」と「新規性」がなければいけません。この場合の体系性とは前年度までの業務手法であったり他大学の状況であったりその業務の法的全国的機関的歴史であったりし、新規性とは自分が改善しようとしていることであるわけです。これを整理した上で、IMRADのフレームワークに当てはめて考え実践すれば、いい仕事ができるのではないかと思っています。これって、IRのような大学業界で論文になりやすい業務のみならず、あらゆる業務

    論文が書けるように仕事をしたい - 大学職員の書き散らかしBLOG
    egamiday2009
    egamiday2009 2016/03/22
    「論文が書けるよう”な”仕事をする」ではなく「論文が書けるよう”に”仕事をする」「内容に「体系性」と「新規性」がなければいけません」
  • 結局、国立大学の運営費交付金はどう配分されているのか。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    国立大交付金100億円、特色競わせ配分 3分類で評価:朝日新聞デジタル 国立大学の収入の3~4割を占める「運営費交付金」の配分が決まり、文部科学省が9日、発表した。2016年度からは、大学を目的別に3分類し、取り組みに応じて交付金の一部約100億円を配分する。 平成28年度の国立大学運営費交付金の配分が話題になっています。ただ、運営費交付金全体が何割削減されるみたい誤解のある理解も目にしますので、改めてこの配分の位置付けを考えてみます。 今回の発端となったのが、3月9日に出た文部科学省の発表です。 平成28年度における国立大学法人運営費交付金の重点支援の評価結果について:文部科学省 この度、平成28年度における国立大学法人運営費交付金の重点支援の評価結果について、別紙のとおり取りまとめましたので、公表いたします。 ここでは、 第3期中期目標における国立大学法人運営費交付金(以下「運営費交付

    結局、国立大学の運営費交付金はどう配分されているのか。 - 大学職員の書き散らかしBLOG
    egamiday2009
    egamiday2009 2016/03/11
    「私は完全に感覚が麻痺しているので、毎年1%づつ削られていたことに比べるとなんと平和なことかと思ってしまいます」
  • 自分を守るためのボス・マネジメント - 大学職員の書き散らかしBLOG

    人事異動などで自分よりも当該業務の経験が浅い上司が赴任することってありますよね。あるいは、能力的にちょっと微妙って人が上司として配置されることもあるかもしれません。通常マネジメントというと上司から部下への方向が多いですが、部下から上司をコントロールするボス・マネジメントということも十分に考えられます。私の実践上、ボス・マネジメントのコツは以下の点に整理できると考えています。 1.たてる 一番目にこれがあるのは意外かもしれませんが、上司である以上ある程度はたてることが必要です。と言っても媚びへつらうのではなく、ちゃんと話を聞き理解しようとすることやないがしろにしないことなど、基的な人間関係を押さえるということですね。他大学の職員と交流する場において年下の上司を持つ方や管理職クラスの方にボス・マネジメントを相談しても、まずこのように助言されることが多かったです。(もしかしたら私のパーソナリテ

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  • 2015年の大学業界を(いまさら)振り返る - 大学職員の書き散らかしBLOG

    12月は文字通り四六時中働いていたので、今更ではありますが、このタイミングで大学業界の2015年を振り返ります。 新聞記事データベースの検索結果をもとに、大学に関係あるトピックを抽出しました。大学(特に国立大学)全体に関係ありそうなことや個人的に気になったことを並べましたので、全てのニュースを網羅しているわけではありません。 1月 ネットの指摘により、東大・阪大などの論文80に不正の疑い 東京大学大学院情報理工学系研究科が科学研究ガイドラインを改訂したことが判明 2015年からの新しい配分方式に従い、法科大学院の補助金配分金額を文科省が公表 17年ぶりに大学入試センター試験で得点調整が発生 名古屋の女子大学生を殺人容疑で逮捕 2月 理化学研究所が小保方氏の処分を公表 国家戦略特区による医学部新設について日医師会などが反対申し入れ 2014年度設置計画履行状況調査の結果が公表され、253

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  • 大学業界のギョーカイヨーゴ - 大学職員の書き散らかしBLOG

    他業界と同じく、大学業界にも様々な業界用語がありますね。特に、省略しているためにカタカナ語に聞こえてしまうようなギョーカイヨーゴもいくつかありますね。パッと思いついた限り、並べてみます。なお、解説部分は私見であり、正しさを保証したものでありません。 マルゴー:マル合。大学院における研究指導教員もしくはその資格のこと。詳細は弊BLOG記事を参照。大学院設置時にはこの数値と嫌というほど付き合うことになる。 ゴー:合。大学院における研究指導補助教員もしくはその資格のこと。詳細は弊BLOG記事を参照。 ニューテー:入定。入学定員のこと。学部や学科あたり一年間に受け入れる数。この数値と入学者数との比率が入学定員充足率となる。通常、設置申請書や大学HPに掲載されているが、留学生は別枠とする場合など細かい部分の扱いはめんどくさい。国公私問わず、最近は入学定員通りの数を入学させよという国からの圧力が高まっ

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    egamiday2009
    egamiday2009 2015/11/24
    ケーヨーデーツー(特に意味なし
  • 若手による業務改善はいずれ行き詰まる。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    なんとなく業務改善は若手職員が主になって行うものという空気があるなと感じています。実際、中期目標・中期計画に「若手職員による業務改善を推進する」みたいな文言がある国立大学法人もあります。ただ、大きな目で見ると、これって必ず行き詰まるのではないでしょうか。 若手職員による業務改善の背景には、何物にも染まっていない視点で業務を見つめ非効率的な箇所を改善する方向性があると推測します。実際上の方と話をすると「自分たちはこのやり方でずっとやってきたので改善点に気づきにくい」という言葉を聞いたりしますし、特に国立大学が法人化した直後は法人化後採用職員への(根拠のない)期待は大きかったようですね。また、務以外の取組を検討することによる若手職員の能力開発という面もあるのでしょう。 しかし、若手職員は基的には経験が低く、それゆえその組織の中で立ち回る能力も低いため、業務改善となると概ね身の回りの「できそ

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    egamiday2009
    egamiday2009 2015/11/11
    これはほんとそう、”若人幻想”みたいなのある、若いか若くないかは関係ない。
  • 「自分にしかできないこと」から「みんなにもできること」へ。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    大学職員の専門性に関する議論では、誰でもできることではなく専門性を身に付けましょうといった言説を目にします。大学職員は誰でもできる仕事です。これは恐らく間違いないでしょう。正確に言えば「誰でも」とは「一定程度の能力を持った者なら誰でも」であり、それを判定するのが採用試験等であると考えています。 「誰でもできる」ということはネガティブに捉えられがちですが、世の中には「誰でもできる仕事」以外の仕事とは案外少ないのではないかと思います。ある程度経験やトレーニングを積んだらできるようになる仕事が大半であり、スタートの時期と経験年数と多少の運・能力によりある程度ならばどうとでもなります。だからこそ、大学新卒者の大半が就職できているのでしょう。誰であれ対応でき消費者は一定のサービスを享受できるというのは、日人の基礎学力の高さ等も相まって、すばらしいことだと感じています。 国立大学法人職員は旧来の国家

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    egamiday2009
    egamiday2009 2015/10/20
    んー、「みんなにもできるようにすること」とマニュアル化・定型化することとはちょっと別のことなんじゃないかと思うけど、うまく言語化できない
  • 馳浩新文部科学大臣は大学にどのような意見を持っているのか。 - 大学職員の書き散らかしBLOG

    文科相に馳氏、環境相に丸川氏 安倍改造内閣発足へ:朝日新聞デジタル 安倍晋三首相は7日午後に行う内閣改造の全容を固めた。1億総活躍社会担当相兼拉致担当相兼女性活躍相には加藤勝信官房副長官を充てる。文部科学相には馳浩・元文部科学副大臣、復興相には高木毅・元国土交通副大臣をそれぞれ起用する。今夕には第3次安倍改造内閣が発足する。 内閣改造により馳浩衆議院議員が新しい文部科学大臣に就任することになりました。政策主張はおいておくとしても、当選回数や経歴を考えればまぁそうだよねという印象です。そんな馳議員ですが、個人的には初等中等教育やスポーツというイメージがあったので、大学関係についてどのような意見を持っているのかよくわかりません。そこで、国立国会図書館の国会会議録検索システムから馳議員の過去の発言を抽出しました。検索条件は以下のとおりです。 開会日付:平成22年9月25日〜平成27年9月25日

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