(2)に戻る 〈とんねるずは平成4年の「ガラガラヘビがやってくる」がミリオンセラーとなるなど歌手としても人気を集めた。芸事に対する姿勢は、美空ひばりさんがごく親しい人にも面会を拒んだ病床に2人を呼び寄せるほど高く評価した。北島三郎さんも自作の詞と曲を木梨さんと山本譲二さんのデュエットに贈り、「憲三郎&ジョージ山本」として8年のNHK紅白歌合戦に出場した〉 北島さんのことをオヤジと呼ばせていただいて楽しい時代でした。こんな場所にいさせてもらって、本当にうれしかった。紅白の控室で譲二さんに「オレ、北島さんになりたい!」って言って、(オーバーに顔を似せようと)鼻の穴の周りを黒く塗ったんです。譲二さんは「いいよ!」って。そうして鏡に向かって顔を書いていたら、北島さんが見ているんです(笑)。ちょっと手が止まったとたん、北島さんも「いいよ!」って。そうして、あこがれのサブちゃんになりきって歌うことがで