不正が明らかにされている毎月勤労統計が、当時の安倍氏の発言にそって変化していたという立憲民主党の小川淳也氏に対して、下記のように安倍氏が答弁したという。 毎勤統計で一喜一憂してない、実態は総雇用者所得みるべき=安倍首相 | ロイター 「いちいち毎勤統計について報告を受けてない。基本的に毎勤統計について一喜一憂する考えはない」とし、経済実態を示しているかどうかは「総雇用者所得でみるべきとの議論をいつもしていた」と語った。 さて、ロイターが報じている上記の発言について簡単に調べたところ、あっさり2014年の参議院議事録が見つかった。 参議院会議録情報 第186回国会 予算委員会 第13号 ○野田国義君 二月十七日の衆議院予算委員会で、安倍総理は我が党の山井委員の質問に対して、平均賃金が名目で若干のプラスにとどまると答弁をされました。しかし、厚生省からの翌日発表された確定値ではマイナスであった。