最新鋭のカメラで津波の行方不明者を捜す初めての合同訓練が行われました。 訓練は、千葉県沖で地震が発生し、津波による多数の行方不明者が出たという想定で行われ、関東各地から派遣された「広域緊急援助隊」の警察官約600人が参加しました。今回は東日本大震災の教訓を生かし、ヘリコプターの赤外線カメラを使って津波で流された人を見つけ、救出する訓練も初めて実施されました。また、仮設の遺体安置所では、実際に被災地で検視を担当した警察官らが迅速な身元の確認を進める手順なども確認されました。 撮影:千葉県警
最新鋭のカメラで津波の行方不明者を捜す初めての合同訓練が行われました。 訓練は、千葉県沖で地震が発生し、津波による多数の行方不明者が出たという想定で行われ、関東各地から派遣された「広域緊急援助隊」の警察官約600人が参加しました。今回は東日本大震災の教訓を生かし、ヘリコプターの赤外線カメラを使って津波で流された人を見つけ、救出する訓練も初めて実施されました。また、仮設の遺体安置所では、実際に被災地で検視を担当した警察官らが迅速な身元の確認を進める手順なども確認されました。 撮影:千葉県警
養殖モデル成果報告会 宇和島 (愛媛県) 宇和海で進められてきた養殖業の新しい取り組みについての報告会が宇和島市で開かれました。 報告会では愛媛大学や県水産研究センターの研究員らが宇和海で進めてきた5つの研究開発事業についての成果を発表しました。このうち、これまで廃棄していた養殖ハマチの内臓を加工し、ハマチのエサとして再利用する研究では、市販のエサを使った場合と魚の成育や味はほとんど変わらないという結果が報告されました。また、アコヤ貝を母貝とする南洋系の真珠作りでは、核入れから半年ほどで黒い色をした黒蝶真珠や独特の強い輝きを持つマベ真珠が取り出されたという事例が報告されていました。
岩手県大槌町の県立大槌高校の生徒16人が31日、碇川豊町長と復興計画や町づくりについて意見交換した。町の基幹産業である漁業をめぐり、大槌町漁協が経営破綻したこともあり、生徒は「町や企業が一体となった第三セクターで漁獲、加工、流通、販売まで行い、漁業者の生活安定を図って漁業従事者を確保する」と提言した。 若い生徒の発想を実施計画に反映させようと、町が呼び掛けた。意見を聴いた碇川町長は「自分たちの町を真剣に考えていて安心した。意見は計画に取り入れたい」と述べた。 生徒たちは4グループに分かれ(1)公共施設と住宅を内陸側にも造り、町の機能が壊滅するのを防ぐ(2)津波到達地点を示す看板は、それ以上高台に避難しなくなる恐れがあるので設置しない-といった案を発表した。
昨年の但馬のソデイカ漁(9~12月)が前年の3割にとどまったことが、県但馬水産技術センター(香美町香住区)のまとめで分かった。漁獲量は計35・4トン(前年114・2トン)で、異常気象だった93年(10トン)以来の不漁だった。 但馬漁協の地域別の漁獲量は、津居山支所6・6トン、竹野支所4・6トン、柴山支所7・9トン、香住本所14・4トンで、軒並み前年を大きく下回った。 浜坂町漁協は2・0トンと前年(22・7トン)の1割以下だった。全体の漁獲金額も約3000万円と前年の半額以下だった。 同センターは「詳しい原因は不明。沖縄近海でも不漁が伝えられている。資源自体が少なかったのではないか」とみている。【皆木成実】 〔但馬版〕
【ロンドン30日ロイター時事】国連の「地球の持続可能性に関するハイレベル・パネル(GSP)」は30日に出した報告書の中で、世界で急増する人口の需要を満たすのに十分な食糧、水、それにエネルギーを確保するための時間がなくなりつつあると指摘。その結果、30億人もの人々を貧困に追いやるのを回避できなくなると警告した。 世界人口が現在の約70億人から2040年までに90億人近くに増えるとみられるほか、中間消費者層が今後20年間で30億人増えるため、資源に対する需要は飛躍的に拡大すると予想されている。国連の予測によると、2030年まででも、現在よりさらに少なくとも50%の食糧、45%のエネルギー、30%の水が必要になる。環境の変化によって供給に新たな制限が出てくるにもかかわらず、だ。 GSP報告は、世界がこれらの問題に対処できなかった場合、30億人もの人々が貧困に追いやられる恐れがあると指摘した。 G
被災漁協にホッキ母貝2トン提供 (01/31 11:04) 宮古漁協への母貝の無償提供を決めた協議会=30日、八戸市の八戸水産会館 三沢市から八戸市にかけての太平洋岸4漁協でつくる「北浜海域ほっき貝資源対策協議会」(会長・木村慶造百石町漁協組合長)は30日、八戸市内で会議を開き、東日本大震災で被災した岩手県宮古市の宮古漁協に、ホッキガイの母貝約2トンを無償提供することを決めた。毎年母貝を協議会から購入している同漁協を応援するためで、2月中に提供したいとしている。 宮古漁協では1989年ごろから宮古湾へのホッキガイの放流を実施。毎年約1トンの母貝を同協議会から買い付けており、今年も購入を希望していた。 協議会では無償提供の提案に対する異論は出なかった。木村会長は「宮古漁協には前々から世話になっており、早く立ち直ってもらいたい。同じ漁業者として大いに協力したい」と語った。 宮古湾では例年、旧暦
今朝 従業員からの一報 「水が出ない」との事… 外のトイレは確かに凍りやすいので 毎朝溶かしながら復旧していましたが 建物内が凍ったのは初めてて どーしよーとパニックでした 仮設住宅のスーパーじーちゃんの家にバケツを持って水をもらいに走りました お湯を沸かし室内を温めたりしても全く出る気配無し 結局 営業時間には間に合わず 今日の午前中はお休みしました 午後から水道局の方が来て どこが凍ったのか調べたところ山の貯水槽に汲み上げるポンプが凍ってたとの事… しかも貯水槽の中は空っぽだったとか… って、いつから凍ってたのともあれ無事に水が出たのでホッとしました
つるしたイカに空気を送り込んで膨らませ、形を整えるいか徳利作り=岩手県山田町の木村商店で、手塚耕一郎撮影 東日本大震災で被災した岩手県山田町で、「いか徳利(とっくり)」作りが最盛期を迎えている。 いか徳利は真イカの内臓を取り除き、空気を入れて乾燥させながら形を整えて作る。熱かんを入れて飲むと、香ばしい、まろやかな味になる。 町中心部にある木村商店は、創業100年をこえる生産業者だが、津波で作業場や店舗は全て流され、従業員13人のうち1人は行方不明のまま。震災後、「一度はやめようかと思った」という木村トシ社長。それでも、仮設作業場をつくるなどして昨年9月末に徳利作りを本格的に再開した。 震災復旧工事の粉じんなどで、天日干しもほとんどできない状態というが、木村社長は「山田町を元気にしたい」と笑顔で語った。【手塚耕一郎】
200年以上前に下級武士の手内職で始まったという秋田県仙北市角館町の伝統工芸品「樺(かば)細工」を製造・販売する「八柳」(同市角館町小勝田)が、スマートフォンの「iPhone(アイフォーン)」用ケースを発売し、好評だ。同社の八柳良太郎社長(65)は「ぜひ若者に手に取ってほしい」と話している。 iPhoneは世界的なIT企業、米・アップル社をつくり、昨年10月に亡くなったスティーブ・ジョブズさん(当時56歳)が手がけた。2007年の発売以来、洗練された美しいデザインと使いやすさで人気を集めている。 ケースはプラスチックの型に厚さ約0・2ミリの県産ヤマザクラなどの皮を貼りつけたもので、桜の花びらをあしらったり、皮全体の中で3%ほどしかとれないという珍しい「チラシ皮」を使ったりしたものなど8種類がある。 八柳社長が昨年4月、次男で同社社員の啓次郎さん(34)に「若者にうけるような身の回りで使える
東日本大震災の地震発生がきっかけになり、東北地方沖の太平洋プレートの深い部分で、岩盤同士が押し合っていた力が、引っ張り合う力に転じていたことを、海洋研究開発機構などの研究グループが突き止めた。 引っ張る力がプレート内でより強く働くようになり、マグニチュード(M)8・1の昭和三陸地震と同じタイプの大規模地震が起きやすくなっていることを示す成果。31日付の米物理学会誌に掲載される。 東日本大震災の本震は陸側のプレートの下に、太平洋プレートが沈み込む「プレート境界」で起きた。この太平洋プレートの浅い部分では岩盤を引っ張る力、深い部分では押し合う力が働いているが、巨大地震の発生で、このバランスがどう変わったかはわかっていなかった。
那智勝浦町の勝浦漁港で30日、297キロのクロマグロが水揚げされた。高値で取引されるクロマグロのシーズンが本格化し、港が活気づいている。 長さは2・34メートルで、宮崎県日向市の「第八慎洋丸」が四国沖で捕獲。競りで約247万円(1キロあたり8310円)の値が付き、東京・築地に出荷された。黒木慎一船長(53)は「手応え十分だった。35年の漁師生活で3番目くらいの大物」と喜んだ。 勝浦漁港では200キロを超える大物が競りにかけられることは多いが、300キロ前後は珍しく、297キロは今冬最高。 勝浦漁協の丸山一郎参事は「全国に紀州勝浦産生まぐろのアピールになる」と話していた。
稚内沖の日本海北部の毛ガニ刺し網漁が解禁となり、30日、初水揚げされた。 漁が解禁された20日は波が穏やかだったため、投網できたが、その後はしけが続き、水揚げができなかった。 初日の水揚げ量は11隻で約6トンと、昨年よりやや少なかった。稚内市声問の「第50宝宗丸」の船長、坂本宗夫さん(67)は「今年は型は大きめだが量は多くない。初水揚げが昨年(2月3日)より早かったせいかな」と、今後の漁に期待する。 厳寒期には身が詰まり、旬を迎える毛ガニ。漁期は5月末まで続くものの、春先には脱皮で身が少ないカニが多くなる。ただ、真冬の海はしけが多く、漁民にとっては天気予報に一喜一憂する日々が続く。【金子栄次】
盛岡市の岩手大(藤井克己学長)は、水産業復興に向けた研究拠点施設「三陸復興推進センター(仮称)」を釜石市平田に新設する。2012年度から5カ年計画で進める「SANRIKU(三陸)水産研究教育拠点形成事業」の一環で、産学官連携の強化などを図る。13年3月の開所を目指す。 同センターは、北里大海洋バイオテクノロジー釜石研究所に隣接し、鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積約1900平方メートルの施設を建設。建設費は国が負担し、5億~10億円を見込む。 実験室や教員研究室などを備え、有機物が混合した物質の組成検討のための分析装置、高性能顕微鏡などを導入する考え。環境中の極微量成分や食品中の成分分析などに活用可能だ。 岩手大の特任教授や研究員、専門員など5~6人が常駐。同事業を共同実施する北里大や東京海洋大も研究者らを配置する。具体的な体制は年度内に調整する。
<成果まで10年> 三陸の水産業復興に向け、資源管理の視点は欠かせない。河北新報社の提言は、米国やノルウェーで導入されているIQ(個別漁獲割当制度)、ITQ(個別譲渡性漁獲割当制度)の検討を盛り込んだ。 魚種別に漁獲可能な総量の上限を定め、漁業者ごとに配分する制度がIQで、これを他の漁業者に移譲できるようにするのがITQだ。全国に先駆けて本年度、IQのモデル事業を始めた新潟県佐渡市で、新たな取り組みの可能性を探った。 小エビの漁獲を避けるため、県と市の補助を受けて籠の網目も広げた。県えび籠漁業協会会長の中川定雄さん(70)は「成果が出るまで10年はかかる。我慢の時期かもしれないがエビ漁を大事に守り、次世代に引き継ぐためには今やらなければならない」と語る。 <底上げが課題> IQは、県が2010年7月に設置した新資源管理制度導入検討委員会の報告に基づき導入した。国内の自治体がIQに取り組むの
道内漁獲量5%減 11年 サケ、コンブなど不振 (01/31 06:30) 道は30日、2011年の道内漁業生産状況(速報値)を発表した。道内漁業の柱であるホタテ、サケ、コンブの不振が響き、総漁獲量は前年比5%減の123万6千トンだったが、水揚げ不振による単価上昇で総漁獲額は同6%増加し2687億円となった。<北海道新聞1月31日朝刊掲載> < 前の記事 | 次の記事 >
記事一覧 アマモ“里親”になって 商店へキット配布 (2012年1月31日午前9時02分) アマモキットを手渡す小浜水産高生(右)=30日、福井県小浜市酒井 小浜水産高ダイビングクラブの生徒らが30日、水草アマモの育苗キット「アマモキット」約250個を、福井県小浜市のはまかぜ通り商店街周辺の各店舗に配布した。キットは各店舗に置かれ、小浜湾に植えるまでの間、店主らが“里親”として育てる。 同高ダイビングクラブは、水質浄化作用があるとされるアマモを定植し、小浜湾浄化を目指す「アマモマーメイドプロジェクト」を2005年から展開。5年ほど前からは「アマモ里親大作戦」と銘打ち、市民らに苗を育ててもらう取り組みを進めている。瓶に砂や海水、種などを入れたアマモキットは、同クラブの生徒らが1週間ほどかけて準備した。 この日は、同クラブの生徒や、支援団体「アマモサポーターズ」のメンバーら10人が「15度
魚の販売に際し、捕獲した水域を表示する動きがスーパーで広がっている。 北関東を中心に約140店を展開するスーパーのカスミ(本社・茨城県つくば市)は、1月上旬から、北海道から千葉県沖までの太平洋でとれた魚の産地について、水域に区分して表示する取り組みを始めた。 対象となる魚は、季節によって異なるが、アジやイカなどの回遊性魚類と、カレイやヒラメといった沿岸性魚類で、計約10種類。水域名は、パックに貼られたラベルに印字したり、店頭の値札に記したりしている。 大手スーパーの西友も1月13日から、一部店舗で、回遊性魚類を中心に、とれた水域が確認できた魚について、順次、表示を始めている。 「イオン」「いなげや」など他の大手スーパーでも同様の表示が広がっている。 日本農林規格(JAS)法では、生鮮魚介類は原則として、「~県沖」などと、とれた水域名をトレーなどに記載することになっている。一度の出港で複数の
吉野家、すき家、松屋の「御三家」が激しいバトルを繰り広げている牛丼業界に、新たな挑戦者が現れた。居酒屋「金の蔵Jr.」を手がける三光マーケティングフーズ(東京都豊島区)が出店する「東京チカラめし」で、焼いた牛肉を丼に盛る「焼き牛丼」(280円)が看板メニューだ。昨年6月の1号店オープン以降、首都圏で35店を出店して急成長中だが、果たして勝算は-。 ◆価値高い日常食 東京駅前にある「東京チカラめし」八重洲北口店。平日夜の店内は、20~40代の男性客の姿が目立つ。 メニューは主力の「焼き牛丼」(280円)、「ガーリックねぎ牛丼」(380円)のほか、「カレーライス」(350円)や「焼き牛定食」(480円)などがそろい、みそ汁がつくのも売りモノのひとつだ。 「焼き牛丼」を注文したら5分もたたないうちに出てきた。大鍋で煮る牛丼の肉と違い、焼き肉は調理に手間がかかるはずだが、業務用オーブンで短時間で焼
■工事多層化、意識付け困難 東日本大震災後、前年割れが続いていた宮城県内の労災事故が昨年12月以降、急増している。背景には、震災復旧工事の増加で経験豊富な現場責任者が不足し、安全管理が徹底されていない現状がある。 宮城労働局によると、平成23年の労災事故(震災被害を除く)の死傷者は死亡22人を含む2055人。土木や建築など建設業種が404人と最も多く、死亡も10人に上る。22年は2044人で総数は微増だが、復旧工事が本格化し始めた12月は前年を63人上回った。 工事現場では安全管理の質の低下がみられる。宮城県石巻市で昨年6月、被災した寺の瓦のふき替えをしていた男性作業員=当時(22)=が約5メートル下に転落し死亡した事故では、安全帯を使用していなかった。 復旧工事中の死亡事故の要因は、高い位置からの転落か、つり上げていた建築用具が直撃したかのいずれか。県建設業協会で労務環境を担当する佐藤元
病院や学校、商業施設などの都市機能を中心部に集約し、車に頼らない都市にすることで温室効果ガスの排出を抑える狙いだ。 新法は「低炭素まちづくり促進法案」で、2012年度中の施行を目指す。新法で対象地域になると、省エネルギー基準を満たした住宅やビルの住宅ローン減税を拡大したり、事業費を補助したりするなどの優遇措置を設ける。震災復興を進める被災地や、人口の空洞化に悩む地方都市の活用を見込んでいる。 対象地域に指定されるためには、自治体が、都市機能の集約化や建物の省エネ化などを盛り込んだ「低炭素まちづくり計画」を作成する。計画に沿って企業が省エネビルなどを建設すれば、国と地方で事業費の最大3分の2を補助する。大型商業施設に課している駐車場の設置義務も緩和し、複数の施設で共同駐車場を設けることも認める。
鉄鋼大手のJFEホールディングスと重機大手のIHIが30日、それぞれ傘下にある造船会社を今年10月に合併させることで基本合意に達したと発表した。 合併するのは、JFEの造船子会社で国内2位の「ユニバーサル造船」と、IHIの造船子会社で国内7位の「アイ・エイチ・アイマリンユナイテッド」。合併後の建造量は2010年の実績で369万総トンと国内2位だが、業界トップの今治造船に迫る規模になる。
荒海育ちのイカ 絶妙な歯ごたえ ■大丸梅田店 2012年1月30日 印刷 Check 「するめいかの天ぷら」 玄界灘に面したレストラン「萬坊」(佐賀県唐津市呼子町)。荒波育ちのイカが売り物だ。その総菜を扱う関西唯一の常設店が地下1階東にある。店の売り上げトップは、素材が勝負の「するめいかの天ぷら」だ。 スルメイカは、主に対馬近海で取れた国産。味を落とさぬよう現地で冷凍して運び、うまみを逃がさない独自の解凍技法を店頭で施している。 味付けはイカに含まれた海水のほのかな塩分のみ。小麦粉と水だけのシンプルな衣をつけて店頭でサラリと揚げる。硬すぎず軟らかすぎない絶妙の歯ごたえと、かむほどに増す甘みに、もう一口とつい手が伸びる。小さく切ってお好み焼きの具にしてもおいしい。100グラム315円、180グラム525円。 (アサヒ・ファミリー・ニュース社 田中智子) 朝日新聞デジタルトップへ食と料理コラム
真珠を取り出した宇和海産アコヤガイの成分を含んだ化粧品を、南予のエステ店が用いる“ご当地エステ”のPRに、化粧品を開発した宇和島市の女性らでつくる企業組合が取り組んでいる。4月22日に開幕する「えひめ南予いやし博2012」に合わせたもので、期間中に観光地やエステ店などを巡るツアーも企画。「宇和海に浮かべたいかだの上でエステを行い、海外からも観光客を呼び込みたい」と夢を膨らませている。(奥原慎平) PR活動を行っているのは、同市内の真珠養殖会社など民間11社でつくる「ウィメンズ ネスト」(安居利恵理事長)。南予振興を目的とした女性グループ「まちづくりBeppin塾」の会員が中心となり、2009年に設立された。 同塾は組合設立前、会員にエステ店経営者がいたことから、料理などと並ぶ町おこしの手段として、ご当地エステを考案した。エステで使う化粧品の原料として、真珠を取り出して無用となるアコヤガイの
仮設住宅の用地不足を解消するため、女川町が苦肉の策で整備した全国初の2、3階建て仮設住宅が好評だ。頑丈な輸送用コンテナを利用した仮設住宅は、一般的な平屋仮設住宅が抱える「結露」「隣家の音」が大幅に軽減されたという。町内で最後に建設された仮設住宅だけに、住民から「待った甲斐(かい)があった」「残り物に福があった」との声も上がっている。(石田征広) ◇ 女川町は、東日本大震災の津波で町の6割に近い約5700人が避難所暮らしを強いられた。被災者を一日も早く不自由な生活から解放するため、必要な仮設住宅は約2500戸と試算されていた。 ところが、リアス式海岸沿いの町に平地は少ない。頼みの高台の公共用地も、地割れで一部が使用不能になった。隣の石巻市で用地買収済みだった県道石巻北部バイパス予定地にも平屋の仮設住宅を整備したが、それでも足りなかった。 実現の糸口は県に対
長崎県壱岐市の平山旅館のタイ茶漬けが、3月1日から3カ月間限定で、日本航空国際線の機内食に登場する。 成田発のロンドン、パリ、ニューヨーク、羽田発のサンフランシスコなど計8路線で、ファーストクラスとビジネスクラスの乗客向け。「島茶漬(ちゃづけ)」の名で「ご飯に合うお取り寄せメニュー」として、計1万2000食を提供する。 「島茶漬」は、壱岐沖で取れた新鮮なマダイを、特製のしょうゆだれに漬け込んで冷凍パック詰めした商品。同旅館が運営するインターネット通販サイトで1パック840円で販売しており、テレビなどで紹介されて話題を呼んでいた。 同旅館の女将、平山宏美さん(64)は「鮮度の良さが売りで、魚の臭さもなくておいしい。壱岐の良さをアピールしたい」と話す。【小原擁】
このブログは日本かつお・まぐろ漁業協同組合(日かつ漁協)の組合員漁業者の若手有志で構成する団体、全国鰹鮪近代化促進協議会(促進会)のブログです。 北は北海道から南は鹿児島まで、遠洋かつお・まぐろ漁業者、そして沖で働く漁師たちの生の声をお届けしたいと思います。 今日の気仙沼港です。 依然、岸壁も壊れたまま… まもなく震災から1年が経つというのに、気仙沼の港はまったく手が付けられていない状態です。 ここは本当にあのみなとまち気仙沼なんでしょうか?? 昨年は全国から集まってくれた沢山の漁船のお蔭で、カツオ水揚げ日本一に輝きました。 ビットも無い、陸電も無い、岸壁も穴が開いたまま、地盤沈下もしているその状態で、今年も全国から来ていただく漁船たちを受け入れるつもりなんでしょうか?? みなとまちの心意気ってなんなんですか?? 6mの防潮堤でまち全域を囲うって?? 港再生や加工団地の再建、高台移転の話の
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