第二次ウィーン包囲(だいにじウィーンほうい)は、1683年に行われたオスマン帝国による最後の大規模なヨーロッパ進撃作戦である。オスマン軍はオーストリアの首都にして神聖ローマ皇帝の居城であるウィーンを大軍をもって攻撃したが、拙速な作戦により包囲戦を長期化させ、最後は反オスマン帝国を掲げて結集した中央ヨーロッパ諸国連合軍によって包囲を打ち破られるという惨憺たる敗北に終わり、この包囲戦を契機にオーストリア、ポーランド、ヴェネツィア、ロシアらからなる神聖同盟とオスマン帝国は16年間にわたる長い大トルコ戦争に突入した。その結果、歴史上初めてオスマン帝国がヨーロッパ諸国に大規模な領土の割譲を行った条約として知られる1699年のカルロヴィッツ条約締結に至った。 オスマン帝国は、17世紀の初頭以来君主(スルタン)の国政に対する実権が縮小し、16世紀から急速に進んだ軍事技術・制度の発展など様々な時代の変化の
【木浦(モッポ)(韓国南西部)=釈迦堂章太、珍島(チンド)=中川孝之】韓国・珍島沖で旅客船「セウォル号」が沈没した事故で、韓国検察などの合同捜査本部は19日未明、同船のイ・ジュンソク船長(68)を特定犯罪加重処罰法違反や遺棄致死などの容疑で、3等航海士の女(25)と操舵(そうだ)手の男を業務上過失致死傷などの容疑で、それぞれ逮捕した。 現場では19日も捜索が続けられ、潜水士が船内で3人の遺体を初めて確認した。 韓国政府関係者によると、船長らは16日午前8時50分頃、航路が狭い現場海域を航行中、速度を下げないまま無理に針路を変更して船を横転、沈没させたうえ、乗客に対して必要な退避措置を取らず、死傷させるなどした疑い。 船長と操舵手は19日未明、逮捕前に、木浦の裁判所前で韓国メディアの取材に応じた。船長は、乗客に客室にとどまるよう船内放送した理由について、「潮の流れが速く、水温も低い。救助船も
18日午後2時ごろ、宮古市臨港通5の東日本大震災の浸水区域で建設が進められていた宮古漁協(大井誠治組合長)の冷凍冷蔵庫・加工処理施設から「黒い煙が出ている」と、近隣住民から119番通報があった。けが人はなく、発生から約8時間後の午後10時すぎに鎮火したが、同施設のうち鉄骨一部2階建ての冷蔵庫棟を全焼。地域の水産業復興に欠かせない施設の火災に、関係者は落胆をにじませた。 現場は市魚市場北側の宮古港岸壁。震災前は旧魚市場があり、現在は近くに営業再開した水産加工場などがある。 同施設は国や県の支援を受けて宮古漁協が発注し、久慈市の宮城建設(竹田和正社長)が建設工事を進めていた。同日は電気設備や内装などの業者が仕上げ作業を行い、溶接も行われていたという。同漁協によると、施設は5月中旬に完成予定だった。 施設内にいた60代の男性作業員は「いきなり黒い煙が出て、周りが見えなくなった。逃げるので精いっぱ
「クレーン使用料負担」をめぐって救助を最優先にすべき海洋警察庁が事故を起こした船会社側に要請を押し付け、生存者救出にとって重要な海上クレーンが事故発生12時間後に遅れて出発していたことが確認された。 沈没したセウォル号の生存者救出にとって重要な海上クレーンが、事故発生12時間後に遅れて出発していたことが確認された。「クレーン使用料負担」をめぐって、救助を最優先にすべき海洋警察庁が事故を起こした船会社側にクレーン要請を押し付けている間に出動が遅れた。 海洋警察庁関係者は17日、「クレーン要請は清海鎮(チョンヘジン)海運から行った。公的には事故を起こした船会社が使用料を負担しなければならないので、船会社名義でクレーン要請をするのに時間が遅れた」と明らかにした。船舶事故が発生すれば、船主が引き揚げを担当する救難会社を選定→この会社がクレーン会社と交渉して「要請」→費用を「保険処理」するのが通常手
「路上寝はやめましょう」。沖縄県の石垣島(石垣市)で酒に酔って路上に寝る人が相次いでいるのを受け、八重山署は今月から警告活動を始め、17日までに石垣市の33~44歳の男女4人に警告書を出した。 路上寝は、交通妨害になるような方法で道路に寝そべってはいけないと定めた道路交通法に違反する行為。繰り返せば逮捕することも検討し、警告書にも明記した。 石垣島や近隣の島を管轄する八重山署によると、昨年1年間の管内の路上寝件数は過去7年で最も多い568件。ほとんどが石垣島で起きており、今年は昨年を上回るペース。車にひかれたり財布をとられたりする被害も目立っているという。 八重山署の嘉手苅忠夫副署長は「温暖な気候など地域的な背景はあると思うが、酒の飲み方が原因だ。本人の自覚が一番だが、周囲の人もタクシーや車で送ってあげてほしい」と話した。(共同) [2014年4月18日18時46分]
磯見漁は、小型の舟を操り海岸近くの海草や魚介類を採るもので、波が穏やかになる先月下旬から盛んに行われている。いまの時期に多く採れるのはアオサやアワビなどで、鶴岡市由良の海岸では18日朝、アオサをとる漁師の姿が見られた。箱の底にガラスを張った箱メガネで水中をのぞきながらアオサを手際良く採っていた。地元の漁師によると、ことしは水温が低い影響からか、アオサの成長が例年より遅れているそうだが、春のアオサは柔らかくみそ汁に入れて食べると特においしいという。地元の漁師「きょうは採れる、採れる。サザエ、アワビ、モズク、アオサを採ったり。いい海だ」磯見漁は季節によって採れるものが異なり、夏になると岩ガキが多く採れるという。
大阪府は17日、二色の浜(貝塚市)と男里川河口(阪南市)の2か所で、16日に採取したアサリから、国の規制値の11・3~13・52倍の貝毒を検出したと発表した。
厄介者「ビノス貝」おいしく変身 登別でメニュー開発、試食会 (04/18 16:00) 厄介者のビノス貝を活用するため開かれた試食会 【登別】登別市内の飲食店7店でつくる鬼オシぐるめ会(勝間広靖会長)は、前浜のホッキ漁で混獲され、漁師に厄介者扱いされているビノス貝の活用を目指して新メニューを開発し、17日、市婦人センター(登別東町)で試食会を開いた。今後は丼やパスタ、焼きそばなどの店独自のメニューを各店で提供する計画だ。 ビノス貝は、貝殻の大きさが10センチほどの二枚貝。近年、捕れる量が増えているが、食べられる部分が少ないうえ、熱を通すと固くなるため食用にあまり適さず悩みの種となっていた。昨夏にいぶり中央漁協から相談を受けた同会が、メニュー開発を進めていた。 この日の試食会に出されたのは、刻んで甘辛く煮たむき身をのせた三色丼、身をペースト状にして混ぜ込んだカレー、クリームパスタなど、加盟5
七尾市大泊町沖の定置網にかかったダイオウイカ(18日午前7時20分、市公設地方卸売市場で)=竹村一朗撮影 無脊椎動物としては世界最大級のダイオウイカが18日早朝、七尾市大泊町沖約2キロの定置網にかかり、市公設地方卸売市場に運び込まれた。県水産総合センターによると、県内で水揚げされるのは、2008年の七尾市沖以来。19日まで金沢市内のスーパーで展示される。 ダイオウイカは、寒鰤大敷網(七尾市)の定置網にこの2日ほどの間にかかったとみられ、見つかった時には死んでいた。漁師によると、体は白色化していたが臭いはせず、目がきれいだったという。餌を捕らえるための長い触腕を含めた体長は4・8メートルで、重さは30キロだった。 測定に立ち会った「のとじま水族館」によると、幼体と見られ、池口新一郎副館長は「七尾の定置網で捕獲されることがあったが、触腕が残っているのは珍しい」と語る。県内では08年に触腕がない
トップ > 石川 > 4月19日の記事一覧 > 記事 【石川】 ダイオウイカ水揚げ 七尾卸売市場 県内6年ぶり確認 Tweet mixiチェック 2014年4月19日 水揚げされたダイオウイカ=七尾市大田町で 日本海側で今年に入って相次いで見つかっている深海生物のダイオウイカが十八日朝、七尾市沖の定置網にかかり、市公設地方卸売市場に水揚げされた。雄の幼体だが、二本の長い腕「触腕(しょくわん)」が切れずに残っているほぼ完璧な状態。全長四・八メートルで、既に死んでいた。県内では二〇〇八年二月以来の確認という。 定置網業「寒鰤大敷(かんぶりおおじき)網」の船員が、七尾市大泊町の二キロ沖合にある定置網に引っ掛かって水面に浮かんでいるのを見つけた。胴体部分は約八〇センチと短く、体重三〇キロ。死後二~三日とみられる。 のとじま水族館(同市能登島曲町)の池口新一郎副館長は「潮の流れに乗って深海から上が
BS12ch TwellV 4月20日(日)よる8時オンエア全国無料放送のBS12ch TwellVでは、日本が世界に誇る伝統食である「寿司」の醍醐味を味わい尽くす情報番組『早川光の最高に旨い寿司』を毎週日曜よる8時~8時30分に放送しています。第二話は、大正12年創業の老舗「●(=品の口がそれぞれ七)寿司」。江戸前握り鮨の開祖とされる両国「與兵衛すし」の仕事を今に残す数少ない職人の一人である親方の技は必見です。1.番組概要 四季を映すとびきりの魚、それに寄り添うシャリが恋しい・・・私たちが愛してやまない寿司は、江戸時代に開花し、四方を海に囲まれ、稲作・発酵文化が進んでいた日本だからこそ生まれ得た食文化です。産地・旬にこだわった“極上の素材”と、経験を積んだ職人による“熟練の技”。これらが合わさることで、その旨さは何倍、何十倍にも膨れ上がります。そんな寿司の醍醐味をとことん味わい尽くし、寿
「天使の輪」がついたダンゴウオ。愛らしい姿でダイバーたちの人気を集める(越前町高佐沖の水深17メートルで)=斎藤孔成撮影 まぁるい体にくるんと丸めた尾びれ――。越前町沖の日本海で、冷たい海域に生息する小さな魚・ダンゴウオが観察され始め、多くのダイバーたちが訪れている。 オタマジャクシのようなその愛らしい姿から、ダイバーの間では「海底のアイドル」とも呼ばれる人気者。腹部には腹びれが変化したとされる吸盤があり、海藻の表面にくっついていることが多い。 孵化(ふか)から間もない幼魚は米粒ほどの大きさ。頭部に「天使の輪」のような環状の白い模様があるのが特徴だ。模様は成長とともに消えるが、体長は大きくなっても1~2センチ程度。海水温が20度ほどになると見られなくなる。 越前町高佐沖約100メートルでは、ダイバーたちが水深17メートルの海底で、海藻の表面についたダンゴウオを観察。周囲の砂粒に紛れて見失っ
伊根町の水産業「蒲入(かまにゅう)水産」(吉田雅行社長)は18日、蒲入漁港で20日から提供する名物「漁港めし」のメニューを発表した。お造りや魚の煮付け、地元野菜のおひたしなど9品目とボリューム満点で1食2千円。 この日発表したメニューは、スズキとアジ、サワラ、ブリなど5種類の魚のお造りと、レンコダイの煮付け、オキギスの南蛮漬け、カタクチイワシと地元で採れた山菜の天ぷら、湯通ししたワカメのポン酢あえなど。魚のあらで出汁(だし)をとったみそ汁やホウレンソウなどのおひたしも付く。 漁港めしは、天橋立(宮津市)などを訪れる観光客向けに、同社が平成16年に始めた。同社の定置網で早朝に水揚げされたばかりの新鮮な魚をメーンにした献立で、穏やかな伊根湾の景色を眺めながら味わえるのが売り。提供期間は毎年4月下旬から9月末で。 当初は海鮮丼を提供していたが、客のニーズなどから定食に変更。当初はシーズンで400
第28回よこはま国際ちびっこ駅伝大会の参加者を募集。日産スタジアムで2019年2月16日開催。登録受付は1月9日まで
仙台港と韓国の釜山港を結ぶ新たな定期貨物船が18日、運航を始めた。国内外の他都市に寄港せず仙台・韓国間を直行する航路は初めて。韓国の2海運会社が運航する。釜山港は他のアジア諸国から船が集まる「ハブ港湾」の役割を果たしており、韓国航路の拡充で仙台港と海外諸国をつなぐ物流が活性化しそうだ。 運航会社はいずれも韓国に本社を置く高麗海運と興亜海運の2社。毎週金曜日に仙台港、月曜日に釜山港、火曜日に釜山新港に寄る。今回で貿易航路は5航路となり、寄港地に韓国を含むのはうち4航路。18日は化学製品や食料品などが入る197本のコンテナを積んだ貨物船が寄港、荷降ろし後、紙製品などの輸出品を積み込んだ。 東日本大震災後に釜山から仙台へ運ぶ荷物が増え、定期便の運航を決めた。高麗海運ジャパン(東京・港)営業部の安部匡隆次長は「住宅資材など復興関係の建材が多い。輸入貨物の運送の回転が良くなる」と話す。 仙台港の貿易
トップ > 福井 > 4月19日の記事一覧 > 記事 【福井】 日向沿岸の定置網、11年ぶり新設へ Tweet mixiチェック 2014年4月19日 県内最大級の定置網漁場「日向(ひるが)漁場」(美浜町日向沿岸)で操業する日向定置網漁業組合(金谷邦代表)は今秋、県の補助を受けて定置網一統を新設する。サワラやブリの水揚げを増やすのが狙いで、年間で四千万円の増収、三百万円の増益を見込む。県水産課によると、県内で定置網が新設されるのは十一年ぶり。 新設する定置網は約二億三千万円で、うち七千五百万円は県の補助を受ける。県が定置網新設に補助するのは初めて。設置場所は常神半島東側で、既設の定置網の沖側に張る。その漁場の新設について、県が福井海区漁業調整委員会に諮問しており、組合は九月の免許取得を目指す。 日向漁場の主要魚種はサワラとブリで、漁獲量と漁獲金額の五割以上を占めている。二〇一三年度の水産
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