1年の取引を締めくくる「仕舞競り」が28日、水産物卸売市場の釧路副港市場で行われた。買い受け人の加工業者など市場関係者が来年の豊漁と市場の繁栄を願いながら、今年の取引を終えた。2014年の釧路港は、マイワシやサバを漁獲する巻き網漁などが豊漁に恵まれ、水揚げ量が最も多いスケソウダラなどを漁獲する沖合底引き網漁も魚価高で金額が大幅に増加。年間水揚げ量は概算で前年比17%増の12万9600㌧、金額は同39%増の126億2200万円となる見通しで、水揚金額が100億の大台を突破するのは4年ぶりとなる。初セリは来年1月5日に行われる。 トップページへ