ホタテ水揚げ1万5000トン突破、目標59%クリア (8月11日付け) 昨年12月中旬の爆弾低気圧の影響で、ホタテ資源の減耗被害が心配されているが、夏場を迎えて、ホタテ漁船の操業は順調に推移している。紋別漁業協同組合(阿部滋組合長)のまとめによると、先週末(8日)までの総水揚げは1万5435トンに達した。下方修正した目標値(2万6200トン)の59%をクリアしたことになる。ホタテ生玉を安値で販売する謝恩セール(市民販売)は13日午前10時30分から同漁協市場集荷場で開催する。生玉(ホタテ貝柱の生むき身)1キロが1500円で市価の半値。 今春の操業は3月20日からスタート。当初は漁場造成を主体に操業を進め、6月下旬から紋別漁協ホタテ部会(森祐司部会長)の14隻がフル操業に入った。指定22工場でホタテ加工が夏の最盛期に突入している。加工は玉冷のほかに、貝柱の天日干しなどが主体。1日当たり