佐賀、長崎、福岡、熊本の4県の漁協・漁連でつくる「有明海再生会議」(代表・徳永重昭佐賀県有明海漁協組合長)は10日、農林水産省で森山裕農相と会談し、長年不漁が続いていたアサリやタイラギなどの二枚貝の…
佐賀、長崎、福岡、熊本の4県の漁協・漁連でつくる「有明海再生会議」(代表・徳永重昭佐賀県有明海漁協組合長)は10日、農林水産省で森山裕農相と会談し、長年不漁が続いていたアサリやタイラギなどの二枚貝の…
日高町阿尾、比井崎漁業協同組合(初井富男代表理事組合長)が、日高地方で初めて、ナマコの種苗生産・放流事業に乗り出した。卵の採取からふ化、育成までを一貫して行う取り組みで、現在、ふ化に成功した20万匹の「幼生(稚魚のようなもの)」を特設の水槽で育成中。順調にいけばことし7月にも地元の海に放流できる見通しで、4、5年後に水揚げできるサイズにまで成長するという。 ナマコは、ウニやヒトデと同じ棘皮(きょくひ)動物の一種。中国や国内でも乾燥ナマコは「海の黒いダイヤ」と呼ばれ高級食材として珍重されており、コラーゲンやビタミン、カルシウムなどの栄養素が豊富なことから別名「海の朝鮮人参」ともいわれている。日本ではナマコ酢にして食べることが多い。これまで和歌山県内での種苗生産は加太漁協などで行われているが、御坊・日高にはなかった。 比井崎漁協では、ナマコを町の新名物にしようというところまでは考えていないが、
スペインのエル・イエロ島にある「風水力」発電所の風車(2016年4月1日撮影)。(c)AFP/DESIREE MARTIN 【5月12日 AFP】アフリカ北西岸沖にあるスペイン領カナリア(Canary)諸島の一つ、エル・イエロ島(El Hierro)。マツ林とパイナップル畑が競うように広がるこの険しく小さな島が今、再生エネルギーによる発電で世界の注目を集めている。 国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の生物圏保護区にも指定されているエル・イエロ島はこれまで、島内の電力をディーゼル発電に頼ってきた。燃料のディーゼルはカナリア諸島のテネリフェ(Tenerife)島経由で、スペイン本土から運んでくる必要がある。 そのため、脱ディーゼル発電依存は島の長年の夢だったが、今年2月15日に初めて、島民7000人が24時間以上利用するのに十分な電力を風水力発電所で生産することに成功したのだ。 「
住田町は、東日本大震災直後に整備した町内の木造仮設住宅2棟を、復興支援のため特例で払い下げる。大船渡市三陸町綾里にある三陸鉄道南リアス線恋し浜駅そばの交流拠点「恋し浜ホタテデッキ」へ今月下旬から移築され、運営する住民有志が食堂、ギャラリーとして8月オープンを目指す。町が近隣市の被災者のために整備した町産材の住宅は、県内外の幅広い交流創出を担う施設の一翼として生まれ変わる。 対象の仮設住宅は、町が2011年5月に建設した住田町下有住の中上団地の2棟。綾里漁協小石浜青年部(佐々木淳部長)に1棟3万円で払い下げる。払い下げは原則、居住する被災者らが対象で、町内の仮設住宅全93戸のうち、これまで売り渡されたのは3戸のみ。今回は特例だ。 木造平屋建てで、1棟当たりの床面積は約30平方メートル。林業に力を入れる同町のスギなどをふんだんに使っており、木の温かみあふれる内外装が特長だ。 新設する食堂では旬
目的は“あの人に会う”こと。「月刊ソトコト」×北九州市のゲストハウス「Tanga Table」対談から見えた、ローカルに人が向かう理由 2016.05.11 板村成道 板村成道 みなさんは、人と出会うための旅をしたことがありますか? 見る・食べる・遊ぶではなく、“人に会う”こと自体を目的として「会いたいあの人に会いに行く」「おもしろい人に出会えそうなあの場所に行く」新たな旅が今、注目されています。 greenz.jpで以前紹介した北九州市のゲストハウス「Tanga Table」も、“人に会う”観光の拠点を目指しています。そこでローカルを盛り上げるおもしろい人たちを紹介する「月刊ソトコト」をゲストに、“人が人を呼ぶ仕掛け”を対談で探ることに。 2016年3月12日、「Tanga Table」は「月刊ソトコト」とのトークイベント「Tanga Tableは北九州の都市観光を変えられるか!?」を開
5月26日追記 他社イベントで食中毒が起きたことを受け(関連記事)中止となりました。 珍しい・怪しい魚を食すグルメイベント、「珍怪魚を食べてみよう」が5月28日に池袋にて開催されます。食べるだけではなく、実際に珍怪魚に触れられる体験型のイベントで、怪しくそして大きな魚をがっつり持つことができるのが売りとなっています。 曲げて持っちゃうよ!(「珍怪魚を食べてみよう」過去開催写真より) 開催8回目となる今回は、ウツボ、アブラボウズ、アオサメ、マンボウ、 ワラスボなど7~8種の珍怪魚たちが約10品のビュッフェ料理になるもよう。特に“海のエイリアン”といわれるワラスボは、生きているものをその場で素揚げした「エイリアン唐揚げ」なるものが楽しめるみたいです。……揚げてしまえば襲われないよね、うん。 過去のイベント写真では、長かったり恐い顔をしていたりする珍怪魚を女性の方もがっつりにぎって持ち、カメラに
江戸時代、大阪の食文化の土台となったのが、北海道の昆布である。世界の一流シェフから注目を浴びる大阪の老舗昆布店はなぜ、良質の昆布を守ることができたのか。出汁(だし)文化の奥深さを追う、後編。 前回、世界の一流シェフがお取り寄せをする大阪の昆布専門店・こんぶ土居の取り組みについて紹介した。 「世界の一流シェフがお取り寄せをする」ということが示すように、今、日本の出汁(だし)は世界的に注目を浴びている。 先立つ2013年、ユネスコ無形文化遺産に和食が登録された。それと歩みを合わせるかのように、世界の料理人たちが、それまで西洋では認識されてこなかった味覚の要素「umami(うまみ)」を自分たちの料理に取り入れようとしているからだ。 うまみというのは、つまりは、出汁。ワールドワイドな料理人の世界で、日本食のエッセンスがじわりと拡散中なのだ。 「海外で高く評価されている現在の状況は、国内でも昆布を中
札幌市中心部の商業ビル「ススキノラフィラ」(中央区南4西4)について、イトーヨーカ堂(東京)や竹中工務店(大阪)など地権者企業6社が、2020年5月末以降、老朽化したビルの建て替...続きを読む
赤ちゃんにも魚を食べてもらいたい――。西尾市の魚介類販売「カネカ神田」の神田光さん(33)が、魚を使った離乳食用セット「ととBaby」を開発し、インターネットなどで販売している。「魚屋の嫁として、多くのママに喜んでもらえれば」と話す。 専門学校を卒業後、調理師として名古屋市のアジアンダイニングなどで働いていた神田さん。同社の4代目となる夫との結婚を機に、西尾市東幡豆町に移ってきた。店のすぐ裏には三河湾の漁港があり、新鮮な魚の味に驚いた。「アジなどの青魚も臭くないし、これまで料理人として何をしてきたのかと衝撃だった」 長男の祐星君(2)には、白身魚のすり身を入れたおかゆや、アジなどを使ったおやきを離乳食として食べさせていた。だが、鮮魚の移動販売をしていたとき、若い母親たちから「赤ちゃんに食べさせたくても、魚は下処理が面倒くさい」と聞かされたという。 「赤ちゃんにとっても魚は大切… こちらは有
春の味覚、ムラサキウニ漁が平戸市の平戸島北部の平戸瀬戸周辺で最盛期を迎えている。同市漁協平戸潜水組合には20~60代の漁師32人が所属。昨年は不漁だったため、今年は漁を3週間ほど遅らせ4月20日に解禁した。 漁師は2~6メートルの深さまで素潜りして1日に2~3キロのウニを捕る。帰港後は家族総出で殻を割り、オレンジ色の生殖巣をスプーンですくいだす作業。取り出した生ウニは薄く塩漬けにして瓶に詰め県内外に出荷する。ムラサキウニが産卵を終える6月以降は身に苦みが出るため、漁は5月末までという。 平戸潜水組合の吉田芳一組合長(57)は「今年は豊漁で実入りがよい。ウニは磯の香りがして絶品だが、平戸は産地としてあまり知られていない。観光客が気軽に食べられるようにして、若い後継者を育てたい」と話す。 =2016/05/12付 西日本新聞朝刊=
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