長崎県壱岐市の焼酎メーカー玄海酒造が、マグロ料理にぴったりの本格焼酎「TUNACHU(つなちゅう)」を開発した。県が水揚げ日本一を誇る養殖クロマグロとの相性の良さが特徴で、壱岐焼酎の消費拡大につなげる狙いだ。 県商工会連合会の商品開発支援事業を活用し、同社がJA壱岐市と連携して開発。2年間熟成させたアルコール度数25%の麦焼酎は、香り控えめですっきりした味わい。刺し身やすしとの相性が抜群だ。 商品化のきっかけは、壱岐市に養殖場2カ所を持つ佐賀県内のクロマグロ養殖業者からの依頼。昨年の県内の水揚げは7188トンで全国の4割。もっと知名度を上げたく、同社の酒蔵を訪ねてきたという。 昨年7月から開発に取り組んだ。味、風味、熟成期間、度数…。飲み比べて、数多くのチェック項目からマグロとの相性を検討。12月上旬になってようやく「満足できる焼酎」(同社関係者)にたどり着いた。マグロが泳ぐ姿を描いたラベ
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