務台俊介内閣府政務官は８日夜、岩手県の台風被害の被災地を昨年９月に視察した際、長靴を持参せず、職員に背負われて水たまりを渡った自らの対応に関し「たぶん長靴業界は、だいぶ、もうかったんじゃないか」と述べた。「その後、政府が持つ長靴が、えらい整備されたと聞いている」と前置きしての発言。軽率だとの指摘を受ける可能性がある。 東京都内で開いた自身の政治資金パーティーのあいさつの中で、当時批判が相次いだことを踏まえ「一挙手一投足、細心の注意を払っていかないといけないと思った」とも語った。 当時の務台氏の行動を巡っては「被災者の心情への配慮に欠ける」との声が噴出した。務台氏が「大いに反省している。（長靴を）持参しなかったことも反省している」などと陳謝。政府は「不適切だった」とする答弁書を閣議決定した。

福島県では漁業の再生が道半ばです。いまだ震災前の10分の1以下の水揚げで、回数が制限された試験操業が続いています。本格的な漁の再開を目指す漁師を追いました。 50年近くこの海で漁を続けてきた立谷政吉さん（63）。現在、立谷さんが漁をできるのは週に1回の試験操業に限られています。 漁師・立谷政吉さん：「段階的に進めば2回、3回と漁の回数が増えてくるわけだから、我慢しながら少しずつ前に進もうと思う」 福島沖の漁で去年、水揚げされた魚介類は約2000トンと震災前の10分の1以下です。去年の調査では、放射性物質が国の基準値を超えた魚介類は1年を通して1つもありませんでした。 漁師・立谷政吉さん：「安心して食べてほしい。それだけ。原発事故に負けないように頑張っているから」 福島県漁連は国よりもさらに厳しい独自の基準を設けて魚を出荷しています。福島の漁業の復興は道半ばですが、海の恵みとともに

十一日に発生から六年になる東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市が「ふるさと納税」の返礼品の梱包（こんぽう）作業などを地元の障害者や高齢者に託す取り組みを進めている。返礼品の高級化競争と一線を画し「お得感」は高くないが、取り組みへの共感が広がり、ふるさと納税を再開した二〇一五年度の寄付額は震災直前の五百倍の約三億円、本年度は二月までに四億円超が寄せられた。　（山口哲人、写真も）

マダラの水揚げ量が６年連続で日本一という港がある。東日本大震災で大きな被害を受けた宮古港（岩手県宮古市）だ。震災からまもなく６年、「宮古の真（ま）鱈（だら）」を復興を後押しする地場産品に育てようという動きが広がっている。 「宮古の真鱈」は鮮度の良さで知られている。その理由の一つは漁獲から出荷までの時間が短いことだ。 マダラは底引き網とはえ縄で漁獲される。宮古市魚市場で入札するマダラの７割を水揚げする底引き網漁船が出港するのは午前２～３時ごろ。宮古港での水揚げは午後１時ごろから始まる。この間、１２時間足らず。入札に間に合えば、県外にもその日のうちに出荷できる。 もう一つの理由は徹底した品質の保持だ。マダラは鮮度が落ちるのが速いため、漁獲後の船上から直接水揚げして入札、業者に引き渡す。低温管理も徹底する。震災後はさらなる品質向上を目指して、漁獲したマダラを船上で活け締めにし、血抜きをしてから水

生々しい傷痕、再び　被災で一変、街の姿描く　宮城県気仙沼の画家・相澤さん作品展　１２日まで中京　／京都 東日本大震災で被災した直後の街の様子などをスケッチした宮城県気仙沼市在住の画家、相澤一夫さん（７６）の作品展が７日、堺町画廊（京都市中京区）で始まった。流出した重油で真っ赤に燃える海－－。自宅から遠望した光景などを、ボールペンやクレヨンで描いた４点を陳列している。１２日まで。 震災に見舞われた時、相澤さんは気仙沼市にある自宅で県の芸術祭に出品する作品に取り組んでいた。自宅は市内を望める高台にあり、幸い建物への被害はなく津波も免れた。在宅していた妻と共にけがもなかったが、街が黒いうねりにのみ込まれる場面を目撃した。 夜は低地から避難した人に自宅で炊き出しをし、約１０人を泊めた。翌日からは生活用水を求め、歩いて往復… この記事は有料記事です。 残り592文字（全文902文字）

キャナルシティ博多（福岡市博多区住吉1）5階のラーメンスタジアムに3月25日、新規4店舗がオープンする。 今回出店するのは、東日本大震災で全壊した宮城・気仙沼の「気仙沼 かもめ食堂」、京都の中華そば専門店「新福菜館」、福岡の「大明担担麺」、再登場となる福岡の「らーめん二男坊」の4店舗。 「気仙沼 かもめ食堂」は、鶏ガラ・豚骨ベースに気仙沼特産サンマで作った香油をかけたスープが特徴の「かもめラーメン味玉のせしょう油」（850円）などをそろえる。 営業時間は11時～23時。

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて] 桜は日本の春を彩る風物詩。その繊細な美しさや一瞬にして散る儚さは、いつの時代も多くの人々を魅了してきた。 そんな桜をイメージしてデザインされた春らしい華やかな「SAKURA Blooming 2017限定モデル」が、セイコーレディスブランドからお目見え。 “八重桜”をイメージした、ルキアの華やかなソーラー電波ウオッチ(SSVW096)。花びらが美しく重なり合う様をイメージし、ピンクグラデーションのダイヤルに濃い色と薄い色のアラビア数字を配置した。価格は6万5000円(税抜) “ソメイヨシノ”をイメージしたのは、ルキアのメカニカルウオッチ(SSVM032)。ほんのりピンクに色

春の訪れを告げるイカナゴのシンコ漁が７日、解禁された。しけのために島の西浦沖の播磨灘側は出漁中止になったが、大阪湾側には船引き漁船が出漁し、体長３～４センチのシンコを水揚げした。 淡路市の津名漁協からは３０統（１統３隻）の漁船が大阪湾に出漁。午前６時１０分に網入れ、同１０時には網揚げする短時間の操業だった。午前８時半過ぎに生穂漁港に運搬船が帰港、荷揚… この記事は有料記事です。 残り267文字（全文444文字）

お気に入り 検索 MENU ニュース 記事が見つかりませんでした。アドレスが間違っているか、公開期間が終了した可能性があります。 ニュース速報 19:24児童会館、遊具や工作「楽しい」18:27８校が県大会決める、春季高校野球17:22「伊勢堂岱の素晴らしさ伝えたい」16:12鳥海山で遭難の女性２人、無事救助09:19大館市で住宅と車庫を全焼 秋田の天気 5/7（火）5/8（水） 16 ℃17 ℃ －11 ℃ 8(水) 9(木) 10(金) 11(土) 12(日) 13(月) 詳しい天気予報はこちら アクセスランキング（ニュース） 1時間 24時間 1週間 1 ４団体が東北大会へ　マーチング秋田大会 2 秋田商、打線が爆発　春季高校野球、８校が県大会決める 3 通勤時間帯の飲酒運転、後絶たず　意外に残るアルコール 4 鳥海山で遭難の女性２人、無事救助　やまどりが発見 5 金足農準Ｖナインの

三陸沿岸に春を告げるイサダ漁が１日解禁された。気仙沼市の気仙沼漁港では同日午後２時ごろから、漁場から戻ってきた漁船１９隻が続々と桜色のイサダを水揚げした。 イサダはオキアミの一種で、体長は１～２センチほど。釣りのまき餌や養殖魚のエサになる。昨年より３日早い解禁となったこの日、同漁港では計約７０トン… この記事は有料記事です。 残り137文字（全文287文字）