米東部ニュージャージー州プリンストンの自宅で昨年12月、本紙インタビューに「気候変動は人類の重大危機だ」と訴える真鍋淑郎さん 気候変動問題研究の草分けとして2021年のノーベル物理学賞を受賞した米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎(しゅくろう)さん(90)が本紙のインタビューに「(気候変動が)人類存在への重大な危機になっている」などと答えた。人々の命や生活だけでなく、各国の民主主義や政治的安定に脅威を与えている現状にも強い懸念を示した。(米東部ニュージャージー州プリンストンで、杉藤貴浩、写真も)