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0108 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
「少女の気持ちってどういうもの?」って聞いたら、山口小夜子は「そうね、高野文子を読むとわかるわよ... 「少女の気持ちってどういうもの?」って聞いたら、山口小夜子は「そうね、高野文子を読むとわかるわよ」と教えてくれた。 小夜子がそのとき勧めたのは名作『おともだち』で、ぼくはただちにそれを読み、そしてますます少女が不可解になった。ますます魅力的にも見えてきた。 それからというもの、ぼくの少女マンガの読み方が変わっていった。とくに高野文子と大島弓子については、まるで少女に関する哲学書のように読んだ。そういう少女世界について、いかにフロイトやラカンや河合隼雄や岸田秀が役に立たないかということは、すぐにはっきりした。おかげで吉本ばななが出てきたときは、そのルーツがすぐに見当がついたものだった。 もっとも、これで少女感覚がわかったということはない。まったくぼくにはないものとして、ひたすら崇敬するだけなのだ。あいかわらず不可解なことは多く、首をひねることも少なくない。そのうちファッション感覚やモード感覚