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【秘密保護法】崔洋一監督「007もミッション・インポッシブルなどの娯楽作品も作れなくなる」
映画館に足を運ぶ人は、時には秘密をのぞいたり、スリリングで非日常的な物語にお金を払ってくれる。 外... 映画館に足を運ぶ人は、時には秘密をのぞいたり、スリリングで非日常的な物語にお金を払ってくれる。 外交・防衛・テロ・スパイなどの生々しい人間ドラマを描き、発想・創作するには、企画、シナリオ作りの段階でモデルとなる人物との接触や取材が不可欠だ。 特定秘密保護法のもとでは、そのモデルが秘密漏えいをしたとされ、監督も秘密を聞き出そうとしたとして双方が罪に問われる可能性がある。 極端に言えば、007もミッション・インポッシブルなどの娯楽作品も作れなくなる。 私たちは常に、戦前戦中の国策下に置かれた映画製作の痛恨の歴史だけではなく、現行憲法下で保障されている表現の自由、そして表現の抑制に非常に敏感だ。先輩監督はそういう時代に懸命に向かい合ってきた。 監督は時代の空気感を読み、次の時代を発信する仕事。菅義偉(すがよしひで)官房長官が「映画監督が映画を作れなくなるとか、あり得ないことが報道されて
2013/12/26 リンク