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極小の渡り鳥、自ら腸を吸収し、脂肪、羽、筋肉だけになって3日間飛び続ける
2013年秋の渡りのシーズンに、海上のルートを明らかにするため、生態学者らは軽量の追跡装置を5羽のズグ... 2013年秋の渡りのシーズンに、海上のルートを明らかにするため、生態学者らは軽量の追跡装置を5羽のズグロアメリカムシクイに取り付けた。 マサチューセッツ大学アマースト校の生態学者で、論文の主要な著者であるビル・デルーカ氏によると、鳥たちはまず長旅に備えて脂肪を蓄え、12グラムの体重を16グラムまで増やすという。 なかには、体重が倍に増える鳥もいる。 「基本的に、彼らは羽をもった小さなミートボールです」とデルーカ氏は言う。 次に、余分な体重を落とすため、旅に必要のない腸などの内臓を自ら吸収してしまう。 そして脂肪、羽、筋肉だけになった鳥はいよいよ貿易風に乗って南の国を目指して飛び立つ。 同じ風に乗ることができないため、春は陸の上を飛ぶルートで北へ戻ってゆく。(以下省略) ズグロアメリカムシクイのオス。体重12グラムほどの体で、秋の渡りのシーズンにはノンストップで何千キロも飛び続
2015/04/04 リンク