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11/12公開映画「この世界の片隅に」原作を一度も読み返していない理由 | アオシマ書店 - 電子書籍の情報サイト -
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11/12公開映画「この世界の片隅に」原作を一度も読み返していない理由 | アオシマ書店 - 電子書籍の情報サイト -
こうの史代『夕凪の街 桜の国』は傑作だった。 原爆投下後の広島市基町を舞台に生き延びた人を描いた作... こうの史代『夕凪の街 桜の国』は傑作だった。 原爆投下後の広島市基町を舞台に生き延びた人を描いた作品だ。 2004年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した。 現在、ポイント51%還元セール中(2016/11/21)! 2008年に、こうの史代の新作『この世界の片隅に』が出た。 広島県呉市が舞台、主人公は浦野すず。 正直なところ『夕凪の街 桜の国』が全身全霊を込めた傑作に映っていたので、読む前は、その補足的な作品だろうとさえ思っていたが、違った。 最初の3篇は読み切り短編として掲載された。 昭和9年1月、「ひとさらい」にさらわれた浦野すずを描いた短編。 昭和10年8月、お祖母ちゃん家での一日を描いた短編。 昭和13年2月、好きな場所を写生する授業。「帰らん お父とお母がのりも摘まずに飲んだくれとるし。描かん 海 嫌いじゃし」と言って絵を描かない水原くんに「