鎌倉殿の13人「助命と宿命」 - 笑六法

今日はいろいろ強烈な「死」が重なりましたが、 ・現代の感覚では可哀そうだけど、当時の価値観的には仕方がないし、史実は12歳くらいだけど大人の事情で17歳が演じる義高 ・鎌倉殿への謀反計画は、視聴者＝神の視点では、実際に陰謀があったため、結果的に殺される理由があった一条忠頼 より悲惨さが際立つのが、 ・鎌倉殿の命令を果たして義高の首を取り、意気揚々と帰ってきたら打ち首になった藤内光澄 でした。彼がどれだけ任務と褒美に意欲を燃やしていたかは、役者さんの演技から十分伝わってきただけに、その結果が打ち首では 「なぜだ～！？」 と叫びたくもなるでしょう。 私の解釈の鎌倉殿は、「常に正しい選択しかできず、さらにそのたびに切り捨てざるを得ないものに対していちいち言い訳もしないがゆえに、自ら孤立せざるを得ず、最後は虚無へと落ちてゆく」というキャラクターなのですが、このドラマの影響で、株価の下落が止まらない