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手話辞典の歴史
資料を検索した範囲で最初に「手話辞典」と称したものは、昭和38年(1963年)に刊行された松永端の『手話... 資料を検索した範囲で最初に「手話辞典」と称したものは、昭和38年(1963年)に刊行された松永端の『手話辞典』1 である。厚生省社会局長・大山正が「推薦のことば」を書き、「凡そ辞典と名のつくものの数は、実におびただしいものでありますが、手話に関する辞典といえば恐らくこれが最初のものではないかと思います。」と言っている。『手話辞典』の発行元である日本特殊教育協会の市村栄は「発刊にあたって」の中で「ろう者の日常会話の中で、もっとも多くつかわれているもの二千五十語、数詞二十語、都市や国名二十二語、指文字四十五語、その総語彙は二千一三七語をもって「手話辞典」なるものを書かれた、ということはこのろう教育界並にろうあ界のできごととしては、特に特筆すべきことであり、快挙といわなければならない。」としている。 この本は新書版176ページで、2,137語を載せていることから分かるように、イラストを使わないで
2009/03/29 リンク