修習辞退者の声 | ビギナーズネット・ブログ

10月26日に開かれた青学集会で、今年の司法試験に合格しながらも、貸与制を主たる理由に、修習に行くこと、法曹となることを辞退された方が発言されました。 ご本人の承諾を得て、下記にご紹介します。 ・・・・・ 私は、東京の法科大学院を修了した者です。 今年、司法試験に合格しましたが、修習には行きません。 理由は、経済的事情です。 修習では、地方へ飛ばされるリスクがあります。 ５０万円ほどの入居費用、引越し費用がかかります。 就職活動のため、地元の千葉に戻る交通費もかかります。 私には、奨学金が約１１００万円あります。 毎月約５万円、２０年間も返済する必要があります。 私の父の所得は約４１５万円、母は約１１３万円です。 父と同世代の世帯主の平均所得約７６５万円の５４％しかありません。 祖父母の介護や医療費もあるため、両親には私を支援する余裕がありません。 私が初めて旧司法試験を受験した年に、新司