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特集 『ナディアの舞台裏』(『遺言』五章より)その(4) 「後半戦になったら生きてくる」キャラの置き方 - FREEexなう。
その(3)より続き その(1)はこちら 「後半戦になったら生きてくる」... その(3)より続き その(1)はこちら 「後半戦になったら生きてくる」キャラの置き方 さて、『ナディア』を作り始めてすぐに、暗礁に乗り上げちゃいました。 NHK側は、一年分全三十九話分のストーリーを用意していました。 特番とか色々はいるから一年間だけど最初から三十九話の予定だったんです。 NHK側で雇った脚本家からその三十九話のプロット表が出てくるんですけど、これがあまり庵野君の気に入らなかったんです。 僕の気にも入らなかった。誰の気にも入らなかった。 なぜでしょうね。 平凡だったから? 違うな。 平凡なプロットは悪かないんです。平凡なプロットと言うことはつまり、普遍的な力を持っていると言うことです。 たとえば、「離ればなれになった兄弟が偶然出会い、力を合わせて事件を解決していく。初は憎しみ合ってるんだけど、力を合わせるうちに自分たちが兄弟だという事に気付いて仲
2012/04/21 リンク