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高樹のぶ子のWEB SIA(SIA=サイア)〜アジアの心の情報を発信する〜
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Short Stories JapaneseEnglish vol.7 「トモスイ」(1/5) 春まだ浅きころ、ユヒラさんと夜釣りにでた... Short Stories JapaneseEnglish vol.7 「トモスイ」(1/5) 春まだ浅きころ、ユヒラさんと夜釣りにでた。花芽の港から底が平たい舟でこぎ出したが、思ったほど寒くはない。 底にはガラスが張ってあって、暗い海中がよく見える。この舟の格好が、夜釣りには最適なのだとユヒラさんは言う。なぜなら、ほら、かがり火が船底から海中にまで届くでしょう? それはそうだけど、とわたしはそっぽを向いた。魚屋さんで刺身を盛り合わせるハッポウスチロールの器に、二人で乗っているみたいな気がする。 「でもかがり火がない」 「今夜は月が出てますから、かがり火は要りません。月光がかがり火のかわりです」 わたしより年若いくせに、ユヒラさんは物言うとき、唇の上にシワが寄る。強く言うときは、深いシワになる。そのあたりに本能が溜まっている気がする。月の光でも、シワが寄るのがわかる。一瞬おばあさ