中東の窓 : リビア選挙(第１次発表）

リビア選挙(第１次発表） 2012年07月13日 09:41 リビア リビアの選挙結果はまだ公表されていませんが、世俗派の国民戦線(内戦中にカッダーフィ側から離反した元首相mahmud jibrilが率いる）が方々で、勝利をおさめ、イスラム主義勢力を抑えているとの報道が見られましたが、１２日付のal qods al arabi net と１３日づＫのal jazeera netは１２発表された選挙の第１次結果では、国民戦線がイスラム主義政党を抑えて、圧倒的な勝利を収めつつあると報じています。 それによると、トリポリ、ベンガジ、al zawia および中部の都市、西部山岳地帯でイスラム主義等他の党に圧倒的差をつけつつあるとのことです。 いずれにしても、最終的公式結果の発表を見る必要がありますが、このままでいけばリビアは、同じアラブの春の革命国チュニジアやエジプトとは大きく異なる道を選択する

[Uzi_FZ]

世俗派の国民戦線が勝利を収めつつあるとの報道。一方で武器をもつイスラム主義者から「新政府が如何に国内の武器を回収し、統一軍、警察を建設し、民兵等を含めて、武装者の社会復帰を実現していくか」が課題と指摘