会計検査院がやってきた : 制度会計対応現場のオナヤミ

2014年06月24日07:05 カテゴリ圧縮記帳経理部員・業務 会計検査院がやってきた 約１年前に書いた（「圧縮記帳(6) 最終回：その他諸々」）とおり、もらった補助金の状況について、会計検査院さんが本当に実地調査にやってきました。 困ったなあと思っていたのは、補助金を出してもらうにあたり窓口官庁で担当いただいていた方が、人事異動でいなくなってしまった後だったことです。 というのも、会計検査院による調査について各所で聞いて回ったところ、調査で何か不備が見つかったときは、まず補助金の申請を認めた窓口官庁さんが怒られるとのこと。 会計検査院としては、あくまで政府の事業を監査しているのであって、補助金の受領者そのものを摘発するのが目的ではない。 国税庁の税務調査とは目線が違うようなのです。 ということで、補助金をもらった側が提出した補助金申請資料については、まずは窓口官庁のご担当が説明できない

[paravola]

会計検査院検査の実際

[call_me_nots]

”調査のポイントは、申請する補助金から「利益の排除」がきちんとなされているかどうか（補助の対象はあくまでも「原価」であって、受領者の付加価値？まで面倒を見るものではない、ということ）”