KAKUPAN KZR : 摩訶不思議なマカロン

マカロン。このネーミングを初めて耳にした時、はて？新しい使い捨てカイロかなと思い、その画像を目にした時には、はて？ナボナのようだなと思った。 そして、実際に店頭で見たところ、予想よりも小さい ひとくちサイズで、貧困層の僕には、幼少の頃に駄菓子屋にあった菓子との差を見つけられなかった。 ところが、値札を見ると210円となっていたので、僕は急遽 空気のふりをして店の前を通り過ぎねばならなかった。 後日、意を決して購入したが、その見た目から 何の期待もせず口に放り込んだ。 すると予想に反して非常にうまかった。 外側はカリッとしているが、歯を立ててコンマ何秒かで柔らかくしっとりとしたアーモンド生地、そしてバニラクリームにたどり着く。 そして生地とクリームが一緒になると、今まで体験したことのない至福の味わいが頭部全体を包み込む事となる。 このように、大変うまいのではあるが、僕には身分不相応なモノだな