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自由人の系譜 須賀敦子(2)「ヴェネツィアの宿」 : 同伴者の本棚
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自由人の系譜 須賀敦子(2)「ヴェネツィアの宿」 : 同伴者の本棚
「ミラノ霧の風景」のあと、生前に刊行された須賀敦子の著書は、順に「コルシア書店の仲間たち」「ヴェ... 「ミラノ霧の風景」のあと、生前に刊行された須賀敦子の著書は、順に「コルシア書店の仲間たち」「ヴェネツィアの宿」「トリエステの坂道」および「ユルスナールの靴」である。 「ミラノ霧の風景」をのぞいて、それぞれ文春、新潮、河出の文庫に収められているので、刊行時にリアルタイムで読ま(め)なかった人の多くは、これらいずれかの文庫で須賀敦子を読みはじめる(た)のではないだろうか(註)。 つまり五冊のうち、「ミラノ霧の風景」をいちばん最後に読むというケースだってあるかもしれない(事実、自分はそうだった)。そうした場合、「ミラノ霧の風景」にすこし失望する(した)であろうか? (註・現在は「河出文庫」から「須賀敦子全集」が出ているので、作品はすべて文庫で読める。) というのは、文庫になっているいずれもが、女流文学賞と講談社エッセイ賞をダブル受賞した「ミラノ霧の風景」に劣らない出来栄えを示しているからであり、