エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
吉野弘詩集 : Penny Lane
本について文章を書くと、その本に与えられる記憶が固定化されてしまう。自分が感じたことの記録が残せ... 本について文章を書くと、その本に与えられる記憶が固定化されてしまう。自分が感じたことの記録が残せるという長所はあるにせよ、固定化は時に僕を臆病にする。詩集について何かを書くのが恐ろしいのだ。もしかしたら明日寝る前にちらりと読む詩が、これまでの他のどの詩よりも、自分の琴線をかき鳴らすかもしれないではないか。そんな恐怖をひしひしと感じさせるのが、この人の詩集だ。 吉野弘『吉野弘詩集』ハルキ文庫、1999年。 ハルキ文庫には詩集が多い。思潮社の現代詩文庫でしか手に入らなそうな詩人のものも多くて、大変嬉しい。絶版になっている詩集は、時に恐ろしく高額だ。編纂されているとはいえ、そんな詩集の何篇かを文庫で読めるのは有難い。 ――――――――― 竹 縦一列の高層ビル「竹」 光も入らない円筒形の部屋ばかり かぐや姫のほかは 誰も住まわせたことのないのが誇です (22ページ) ――――――――― さて、吉野